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NAS4Freeの私的セットアップ手順

Last updated at Posted at 2016-05-10

インストール

  • LiveUSBのファイルをダウンロードする。
  • Rufusなどのソフトを使ってUSBメモリーに書き込む。
  • ブートしもう一つのUSBメモリーにインストールする。
    • Embeddedインストールの場合には2GB以上のUSBメモリーが必要。
      • 起動のたびに圧縮ファイルを展開して遅いので、起動を速くしたければUSB3.0の速いフラッシュメモリーを用意。ただし、USB3.0からのブートにはBIOS設定でやや苦労が必要かもしれない。
    • Swapは1024MBあれば十分。
  • LiveUSBのデバイスを取り外して再起動する。
  • 具体的な手順は次を参照のこと→NAS4Free 9.1.x.x によるファイルサーバ構築+DLNA+ZFS – UbuntuによるEco Linuxサーバ構築記

基本設定

  • ホスト名設定
  • 日本語化・日本時間化
  • 日付形式設定
  • NTPサーバーを ntp.nict.jp に設定

高度な設定

  • 「Enable the system power control utility.」をオンに
  • 低消費電力を選択
  • 周波数は空でよい

SSH

ZFS(CUIから構築)

ZFSはzpool(1M)zfs(1M)を片手にCUIから構築した方が楽ですが、構築後にWebUIでインポートし、WebUIにプール情報を反映させておかないと、再起動後、自動的に認識されません(手動でzpool importする必要がある)。

# HDD一覧
geom disk list

# ブートを考えずに40セクターからzpool用のパーティションを始める場合
gpart destroy -F adaN
gpart create -s gpt adaN
gpart add -a 512b -b 40 -t freebsd-zfs adaN
# gdiskと異なり-a 4kを指定すると後ろも4kに合わせられてしまうため、4kを指定せず先頭セクタを40に指定。

# 確認
gpart show adaN
gpart list

# ZFS作成
zpool create -m /mnt/tank tank raidz adaNp1 adaNp1
zfs set compression=lz4 tank
zfs set atime=off tank

# 大容量ディスクのときはgnopを作らなくてもashiftが12になる
zdb -C pool0

# gptidでディスクを認識するようにする
zpool export tank
zpool import -d /dev/gptid/ tank
zpool status

FreeBSDは自動的にAFT対応(4Kセクター)にしてくれるらしいですが、SSDの場合は手動で4Kセクターにした方がいいかもしれません。その場合はnopを使うのですが今回は割愛します。

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