旅のはじまり
こんにちは、ネクストスケープ太田です。
今年も行って来ましたラスベガス、目的はそう、AWS re:Invent!!
個人的には、2016、2017、2018、2019、に続き5回目、4年ぶりの参加となります。
今回は私の他3人の合計4人パーティで行ってきました。
宿泊先はもちろん、Airbnb!ちょっとした合宿です。
出張期間は、日本時間で2023年11年24日~2023年12月3日までの10日間、長いですね!
勘の良い人はイベント開催期間と出張期間が合ってないんじゃ、と気がついたはず。
イベント期間は2023年11月27日~2023年12月1日まで、なんですねー、不思議。
当初は我々も1日前に着けば良いや、と思っていたんですが、航空券を予約するタイミングが遅く、高いチケットしか残っていなかったんですね。
1円でも安く!をモットーに掲げていた我々は、2日前の激安チケットで行くことで、Airbnbを2日間伸ばすよりも安く行くことが出来たのです。
ということでレッツゴー!ラスベガス!!
ラスベガス初日
羽田空港を経て、ロサンゼルスを経由して、何事もなくラスベガスについた我々が最初に向かったのは、レンタカー屋さん。
ちゃっかり国際免許を取っていたワタクシ、初海外運転で超ビッグなアメ車に乗ることにしました。
とりあえず荷物を置きにAirbnbで借りたアパートメントに行くことに。
3寝室で4つベッドのそこそこ大きなおうち、もちろんキッチンや洗濯機、乾燥機までついていました。
Airbnbを使うのであれば着替えは最低限あれば良いと感じました、洗濯機まわせば良いだけだし。
私の部屋はこちら。
キングサイズベッドに専用のバスルームと、まさに主寝室。
クローゼットのドアが全面鏡張りでちょっと怖かったのと、マットレスもまくらも柔らかすぎたのに目を瞑れば、めちゃくちゃ良い部屋でした。
お酒を嗜みつつ、こうして初日の夜は更けていくのであった。
ヴァレー・オブ・ファイヤー
2日目は土曜日ということもあり1日遊びに行くことにしました。
向かった先は「ヴァレー・オブ・ザ・ファイアー州立公園」、ラスベガスからハイウェイに乗りしばらく北上すると到着です。
余談ですが、どうやらアメリカの車にはウインカーがついていないらしい、っていうくらいに彼らはウインカーを出しません。
車線変更はもちろん、右左折でもウインカーを出しません。
怖いですね。
ケータイの電波も届かず、大自然に囲まれながらすごす1日、とても良かったです。
帰りにウォルマートに寄って食材を買い込み、2日目も終わるのでした。
re:Invnet スタート!
3日目、ようやく仕事モードになった我々は、レンタカーを返却し、バッヂを受け取るためベネチアンへ。
日本と同じく、レンタカーはガソリン満タンで返す必要があり、ガソリンスタンドに行ったのですが、通常はクレカで支払ってセルフで入れられるけど日本で発行したクレジットカードはアメリカの郵便番号登録がされていないって理由で使えないんですね。
なのでガソリンスタンドに併設されているコンビニのようなお店に入って、自分が停めた場所の番号とお金を渡してガソリンを入れる必要がありました。
とはいえあと何ガロン入るかなんて判らないので、適当に多めに見繕い、余ったら後から返してもらう、というシステムです。
何か話してる?っていくくらい小さな声の店員さんで全く何も聞き取れず超困りました。
別の相対的大声店員に助けてもらってなんとかクリアです。
ベネチアンについてまず、参加証となるバッヂを受け取るのと、毎年恒例のパーカーを受け取ります。
今年のパーカーは灰色系で、2016年のおしゃれパーカーを超えるデザインではなかったですが、毎日愛用してました。
現地時間17時、日本時間が翌10時なので日本にいるメンバーと朝会をホテルにあるフードコートで行ったりしました。
夜はサーバワークスさん主催のイベントに招待してもらい、ミラージュホテル内にある「Costa」というお店でネットワーキングをしました。
参加セッション
我々には明確な課題があり、それをなんとかしよう、ということでセッションを選んでました。
ブレイクアウトセッションと呼ばれる、ただただスライドを発表するだけのものはあとから動画が出回るため選ばず、ワークアウトと呼ばれる参加型のものや、チョークトークと呼ばれるエンジニアの質問に発表者が答える、といったものの中から、レベル300~400のハイレベルのものを選んで参加しました。
ホテル間の距離が結構あり、セッションの間が30分しかないため、移動を考えると1日に取れるセッションは多くて4つなので厳選する必要があります。
朝食も昼食もなるべく会場で済まし、夕方にも軽食が出るのでそこでカロリー摂取してました。
コーヒーを飲むのはとても大事です、毎日寝不足なので常に睡魔との戦いです。
飲み物も大事です。ラスベガスは砂漠地帯なので、気づかないうちに身体が乾燥しているので、なるべく意識的に水分を摂る必要があります。
水は会場のところどころにありますが、いざほしいときになかったりするので、昼食会場にあるこういったジュース類を何本かカバンにストックしていました。
ウェルカムレセプション
月曜日は夕方から、Expo会場と呼ばれる企業が出展しているエリアでウェルカムレセプションが行われました。
軽食を食べ、お酒を飲みつつ、Expo会場を見てまわって色々お土産を集める、といったイベントになります。
お酒を飲んでいると英語も流暢になるのは何ででしょうね。
ビールは水分補給+栄養補給としてかなり有効です。外で買っても水より安いです。
Keynote
今年のKeynote(基調演説)は5回ありました。
Keynoteは動画も見れるし、細かいサービスについてはググればいくらでも出てくるので割愛します。
下記のブラックベルトの情報が簡潔にまとめられており良いと思います。
https://pages.awscloud.com/rs/112-TZM-766/images/AWS-Black-Belt_2023_reInvent2023digest_1201_v1.pdf
いくつかの学びをご紹介。
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Adam Selipsky
アダム・セリプスキー、AWSのCEOです。
発表されたサービスで気になったのは「Amazon Q」かな、でもまだ日本語対応されていないんですよねー。
「How will you reinvent future?」というのが今年のre:Inventの主題だったのかな、と思います。
技術者は1つ1つの技術にフォーカスをしがちですが、大事なのは技術を活用して、自分たちの会社の課題だったりクライアントの持ってる課題だったりを改革していくか、だと常日頃からチームメンバーには話しています、それがこの一言に集約されている気がします。
ちなみにAWSでは4年位前から技術者をビルダーって呼んでます。私もビルダーです。ビルドします。
動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=Xus8C2s5K9A -
Werner Vogels
みんな大好きドクターワーナー。
「The world is event-driven」「The world is asynchronous」というメッセージ、世界はイベント駆動で非同期、だからシステムもそうあるべき。
昨年もイベンド駆動について語られていました、技術はAWSがサポートするからビルドしよう!と彼は言っていました。
「Amazon EventBridge Pipes」を使うことで超カンタンにイベント駆動アーキテクチャを組めるようになったのが素晴らしいです。
動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=RfvL_423a-I
re:Inventとは
日本とは比べ物にならないくらい乾燥した地域に、運動不足のエンジニアが毎日2~3時間の睡眠で毎日数キロ歩く。物価が高い上に円安で、慣れない英語を使わざる得ないシチュエーションが多々ありストレスも多い。文化の違いにもイラつきを感じ、楽しさと「早く日本に帰りたい」という気持ちが毎日天秤の上でフラフラしてる、それが「re:Invent」なのです。
それでもここでしか感じられない熱量がありました。
2022年はネット配信で情報は得られましたが、情熱が得られなかったのです。
出来ればもっと多くの人に行ってほしいのですが、残念ながら我が社はAWS推しではないのです!ちくしょう!!
さぁ、パーティの時間だ!
4日目の30日の夜にはre:Inventの閉幕パーティが催されました。その名も「re:Play」!
LAS VEGAS FESTIVAL GROUNDSという大きな野外会場全体を使って、参加者が集まり遊ぶイベントです。
毎年有名なアーティストを呼んでライブを行うのが通例で、今年のメインは「Major Lazer」でした。
飲んで騒いで飲んで騒いでを繰り返し、フラフラになりつつ帰るのがこのイベントの楽しさですね。
re:Playが終わるといよいよ帰る時間が近づいたって感じがします。
最終日
12月2日の朝6時ラスベガス発のフライトだったので、12月1日が我々の最終日でした。
re:Inventのセッションは午前中ですべて終わり、午後からは日本へのお土産を買いに行き、夜はちょっとお高いレストランで夕食を取ったりして過ごしました。
コスモポリタンホテルにある「STK」というレストランにしました。本当は別のところ行きたかったけど、予約が取れなかったので。
家に帰って帰り支度だーってところで事件が。
レストラン後、ちょっとストリップを歩こうってなってコスモポリタンからシーザーズパレスまで歩いて、シーザーズパレスでUberを呼ぼうってなったんです。
2日ほど前にもシーザーズパレスからUberを使ったので、ライドシェア乗り場があるパーキングに移動し、Uberを呼んだのですが、待てども待てども車は来ず。
「着いたよ」って連絡が来ても車はいないし怒りのキャンセル。再度呼んだらまた同じドライバー。
結局1時間くらい呼んで待ってキャンセル、を繰り返し、諦めて別のホテルに移動して、そこからUberで帰りました。
シーザーズパレスは鬼門ですね、みなさんもラスベガスでUber呼ぶ時はシーザーズパレス以外にしましょう!!
日本に帰ろう
ラスベガスからシアトル経由で羽田に帰ります。
シアトルでスーツケースが出てくるのかわからず、バゲッジクレームで待ってました。
結局事務所みたいなとこで聞いたら「羽田まで素通りよ」って言われて無駄に時間を使ったりしました。
行きも帰りも「デルタ航空」で、映画に日本語字幕がなく、吹替もちょっとしかなかったのが残念でした。
食事もイマイチでした。
格安チケットだったので致し方なしですね。
もっと早くから予約しておけば、早割などでJALなども同じ値段で選べたので、悔やまれます!
日本について最初に食べたのがコレ。
こんなに美味しいものが200円で食べられるなんてホント日本は良い国です。
ラスベガスでは水もコーラも5ドルで日本円換算するのが途中から馬鹿らしくなってました。
お菓子はめちゃくちゃ甘いし、食事はどこで食べても美味しくないのでちょっと痩せました。
まとめ
いかがでしたでしょうか、「Nextscape流 AWS re:Invent 2023 レポート」、あえてエンジニアリング的な話題を外し、旅日記みたいにしてみましたが、楽しめましたでしょうか。
得られた知見などは社内向け発表会に取っておこうと思います。
ではまた来年、さようなら~。