生成AIはたしかにプログラムを生成してくれたが、どうにも一発で完璧な命令をプロンプトに書き下すのは難しいらしい。普段、友人や家族とすらまともにコミュニケーションをとれない私であれば、なおさらだ。それに、既存のファイルを修正することも、新規で作るよりも多いのが現実というもの。
というわけで、生成されたファイルに手を加えてみることにした。
お題
CSVアップロード時に列の型チェックを追加する
目的
CSVアップロード時にヘッダと各項目の型のチェックを追加する
条件
ヘッダが「年月日」「仕入先コード」「商品コード」「単価」「数量」であるか確認する
各列の型が以下の通りであるか確認する
- 年月日:YYYY/MM/DD
- 仕入先コード:半角英数字10文字
- 商品コード:半角英数字15桁
- 単価:半角数字10桁以内
- 数量:半角数字5桁以内
- 確認で問題があれば、CSVの何行目に何の問題があるかをVisualforce画面のダイアログへ表示する
- 問題があった場合、オブジェクトへの登録処理は行わない
結果
期待通り、画面と画面から呼び出すApexクラスを更新してくれた。
画面の方は全文だが、Apexクラスは変わらない部分は省略されている。
メソッド単位で区切っていれば良いのだが、これだとコピーが難しい。というわけで、以下のプロンプトを送って全文を生成してもらった。
追加プロンプト
PurchaseUploadController.clsは全プログラムを生成して
お願いした通り、全部作ってくれた。これをそのままクラスへ移せばOKだ。