目的
社内懇親会のため、AWS BuilderCardsのルールをまとめる機会がありました。
公式PDFをベースにしつつ、ボードゲームをよくプレイする身としてわかりやすいルールの解説を試みました。
この記事を読んで多くの人がAWS BuilderCardsに興味を持ってくれたら嬉しいです。
概要
あなたは新しく採用された IT アーキテクトです。
チームを作り、輝かしく、革新的な、クラウドネイティブなアプリケーションを構築することがあなたの仕事です。
AWS のサービスとオンプレミス環境を活用しながら、最適なアーキテクチャを設計しましょう。適切なAWSサービスを選び堅牢なアーキテクチャを作ることで、あなたの成功に繋がります。
さあ、この挑戦を受ける準備はできていますか?
ゲームの勝利条件
「Well-Architected ポイント」を最も獲得した人が勝利します。
同点の場合、最も多くのビルダーカードを持っているプレイヤーとします。
カードの内訳
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スターターカード(各プレイヤーに10枚、色別)
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Well-Architectedカード(勝利ポイント。1点もしくは3点)
プレイ人数が2名の場合は2名アイコンのカード
プレイ人数が3名の場合は3名アイコンと2名アイコンのカード
プレイ人数が4名の場合はすべてのカード を使います。 -
ビルダーカード
AWSサービス、ツール、認定資格などが描かれたカード
「コストあり」と「コストなし」があります。分けておきましょう。
プレイ準備
プレイヤーにスターターカードを配布
プレイヤーごとに色を決め、それぞれの色のスターターカードを配ります。
コンソール(旧名: マーケットプレイス)の作成
ビルダーカード(コストあり・コストなし)をそれぞれシャッフルし山札にします。
コストなしのカードから4枚、コストありのカードから1枚を場に出します。
同じカードが出た場合は重ね、新たなカードを引いて異なる5種類になるようにします。
次に、Well-Architectedカードを配置します。3点カードの上に1点カードを重ねます。
各プレイヤーのカードを配置
プレイヤーは、初期カードをシャッフルし、5枚を手札として配置します。
残りは山札(リソースパイル)とします。手札と山札は他プレイヤーに見せる必要がなく、捨て札は表向きにします。
プレイ開始!
順番ぎめ
任意の方法で順番を決めます(最もAWSの認定資格を持っていない人からがおすすめです)
プレイヤーターン
プレイヤーのターンでは3つのフェーズを行います。
Phase1. ビルドフェーズ
手札のビルダーカードを使ってアーキテクチャを構築します。
スターターカードの除去
手札のビルダーカードがスターターカードより多い場合、1枚を場から取り除くことができます。
取り除いた場合、コンソールよりカードを取得することが可能です(クレジットの範囲内に限る)
カードの効果利用
一部のカードには追加効果があり、発動することができます。
主な効果一覧
以下、具体例を紹介します。
いずれも、効果を利用する際は、手札から公開する必要があります。
Phase2. 獲得フェーズ
カードを1枚取得できます。
Phase1.で追加効果を発動した場合やスターターカードを取り除いた場合は、その分だけ獲得枚数が増えます。
取得できるカードは3つです。手札にあるクレジットの範囲内で取得可能です。
取得したカードは捨て札になります。
- コストなしのビルダーカード
- コストありのビルダーカード
- Well-Architected カード
コストなしカードで欲しいものがない場合、山札から運試しで1枚引くことができます。ただし、このカードを拒否することができません。
カードの取得後は山札よりビルダーカードを補充します。ビルダーカードのコスト有無で取得する山札が異なるので注意してください。
Phase3. 終了フェーズ
手札と使用したカードをすべて捨て札にし、自分の山札より新しい手札(5枚)を引きます。
山札がなくなったら、捨て札をシャッフルして新しい山札を作ります。
ゲームの終了
最後の Well-Architected カードが購入されたらゲーム終了です。
点数を数え、一番ポイントの多い人が勝者(Winner)です。
終わり
以上が解説となります!
PDFにあった独特の言い回しが好きだったので、なるべく残すようにしています。
エンジニアだったら絶対盛り上がると思います。ぜひプレイしてみてください!