
CPUについておさらいすると、CPUとはデータの演算や変換などコンピュータの中心的な装置です。
プロセッサ=CPUではなく、CPUはプロセッサの一種です。
他にも、MPU(マイクロプロセッサ)、マルチコアプロセッサ(プロセッサ内部に複数の処理装置を実装)、DSP(ディジタルシグナルプロセッサ:ディジタル信号に特化したマイクロプロセッサ)などがある。
CISC(Complex Instruction Set Computer)
・伝統的なCPU方式
・命令ごとに命令の長さが異なる、一つひとつが長い。(可変長)
・高機能命令を実装可能
・命令後のながさがバラバラなので、処理速度は低下する。
・マイクロプログラムで実行
RISC(Reduced Instruction Set Computer)
・CISCの処理能力の悪さを改善するために提案された。
・極力単純で短い機械語命令だけを実装し、専用の論理回路で高速に実行。
→パイプライン処理などの処理速度向上技術を実装しやすくなった。
・用意される命令は単純な分プログラミングの手間は増える。
・1命令当たりおよそ1クロックで実行
・レジスターレジスタ間
・ワイヤー度ロジックで命令を実行