前回、データが1方向に伸びるアプリを作成しました。
【kintone】クロス集計表を作ってみる(その1)
今回は、前回作成したアプリでクロス集計表を作成します。
ちょっと複雑なクロス集計表も紹介します。
完成形(ひとまずの目標)
ではグラフの設定をしていきましょう。
グラフの設定
大項目:横に並べたいもの(テスト科目)
中項目:縦に並べたいもの(名前)
集計方法(合計):表示したい数値(点数)
のように設定します。
大項目と横
中項目と縦
集計方法には数値を入れる
これだけで基本的なクロス集計表が作成できます。
※前回、2方向に伸びたデータを1方向にする過程で↓の図を使いましたが、逆のことをしています。
ちょっと複雑なクロス集計表
クロス集計表では小項目にも項目を追加することができます。
(集計方法は一つまでです)
試しに作成日時を追加してみると
中項目で指定した名前と数値の間に小項目が挟まれます。
中項目に作成日時(日単位)、小項目に名前を選択すると、
中項目が同じ値のものは・・・・、まとまります!
このように、表の左側のヘッダーは2段構えできます。※上側のヘッダーは2段にできません
左のヘッダーを2段構えするときは
このようにイメージして設定すると良さそうです。
左側のヘッダだけは2段構えで使えるということに気づいて、
クラスのフィールドを追加して、クラスごとの集計ができるようにしてみました。
一番右側にはクラスごとの合計点も表示されます。
平均点であってほしいところですが、集計方法の平均を選択しても平均にはできませんでした。
※実際は別で生徒マスターのアプリを準備しておいてルックアップしたほうが良いですね。
まとめ
今回は、データが1方向に伸びるアプリからクロス集計表を作りました。
設定のポイントを最後に書いて終わりたいと思います。
シンプルなクロス集計表(2段構えしない)
大項目:横
中項目:縦
集計方法:数値
2段構えするクロス集計表
大項目:横
中項目:縦の左側
小項目:縦の右側
集計方法:数値
読んでくださってありがとうございました!
次回はクロス集計表こんな時どうする?について書きたいと思います。