kintoneとAIでクレームを円満解決するアプリ作ってみた

今回はアドベントカレンダー・・・・ということで、
ご意見円満解決アプリを作ってみました。

プロンプトによるんだから何アプリでもいいでしょ！とか言わないでください👀

事前準備

OpenAIのAPIキーを取ってきてね。
※調べてみてね！

アプリをつくる

フィールド	フィールドタイプ	フィールドコード	備考
ご意見	文字列（複数行）	ご意見	来たご意見を書くところ
---	スペース	btn	ボタンを置くところ
ご意見の要点と回答例	文字列（複数行）	ご意見の要点と回答例	ボタン押したら回答例書いてくれるところ

サンプルコード

(() => {
  'use strict';
  kintone.events.on(['app.record.create.show','app.record.edit.show'], (event) => {
    // 新規作成画面、編集画面開いたときにスペースフィールドにボタンを設置する。
    const spbtn = kintone.app.record.getSpaceElement('btn');
    const btn = document.createElement('button');
    btn.textContent = '日本語でokボタン';
    spbtn.appendChild(btn);
    
    btn.addEventListener('click', async ()=>{
      const apiKey = 'OpenAI API の APIキー'; // APIキーを入力
      const apiUrl = 'https://api.openai.com/v1/chat/completions';
      const headers = {
        'Content-Type': 'application/json',
        'Authorization': `Bearer ${apiKey}`
      };

      const record = kintone.app.record.get();
      const data = {
        model: 'gpt-4o-mini',
        messages: [
          { role: 'system', content :`あなたはクレーム処理のプロの、スーパーの店長です。`},
          { role: 'user', content: `次の文章はスーパーにきたクレームです。何に答えたらいいのか分かりやすいよう、要点をまとめて、何に答えたらいいのか明らかにしてください。また、回答例も記述してください。文章：${record.record['ご意見'].value}` }
        ]
      };

      const response = await fetch(apiUrl, {
        method: 'POST',
        headers: headers,
        body: JSON.stringify(data)
      });
      const responseData = await response.json();

      record.record['ご意見の要点と回答例'].value = responseData.choices[0].message.content;
      kintone.app.record.set(record);
    });
    
    return event;
  });
})();

どんなかんじになるのか？

例えばこんなクレームが来たとする。

「レジの店員、感じが悪すぎる！無愛想で、こちらが質問してもぶっきらぼうに答える。お客は金を払って商品を買ってるんだぞ！もっと丁寧な対応をしてほしい。それに、いつもレジが混んでるのに、新しいレジを開けないのはなぜ？客をバカにしてるのか？」
※Geminiにクレームを考えてもらいました。

しまった、ボタンの名前が非常に良くない。

保存するとこんな感じ。
さすが店長！たよりになるなぁ！

お・し・ま・い！