RAIDって必殺技の名前かと思っていたらRedundant Arrays of Inexpensive Disksの略のようです。
Redundantが冗長でArraysは配列でInexpensiveは安価なDisksはディスク。
複数のハードディスクを組み合わせて、ハードディスクの速度や信頼性を向上させます。
RAIDはRAID0からRAID6までの7種類に分かれており、実用に応じて種類を選択するようです。
RAIDの中で一般的に使用するのが、高速化を実現するRAID0と信頼性を高めるRAID1、そしてRAID5のようです。
RAID0(ストライピング)
1つのデータを2台以上のディスクに分散させて書き込むのがRAID0です。
複数のディスクに分散させて書くので高速化できますが、1台でも故障すると全ファイルが失われてしまうため信頼度が低いです。
RAID1(ミラーリング)
2台以上のディスクに対して常に同じデータを書き込みます。
複数のディスクに同じデータを書くので常時バックアップがある状態です。使えるディスク領域が半分以下になりますが
いずれか1台が交渉してもそのまま使えるので信頼性は高いです。
RAID5
3台以上のディスクを使って、データと同時にパリティと呼ばれる誤り訂正符号も分散させて書き込みます。
複数のディスクに分散させてデータを書くとともにパリティ情報を別のディスクに保存するので、いずれが1台が故障しても
他のディスクにあるパリティ情報を使ってデータを復元できます。
まとめ
HDDは奥が深い