まとめ
- Arduino IDEから、秋月電子のESP-WROOM-02へスケッチが書き込めるところまでの動作確認を行いました。
- ポイントは、モード設定用のピンを正しく接続することです。
- GPIO15, GPIO0, GPIO2
- UART Download Mode(スケッチの書込み) = Low - Low - High
- Flash Boot Mode(スケッチの実行) = Low - High -
LowHigh
事前準備
使用した機材
- PC
- DELL Vostro270s Corei5 2.9GHz
- Windows10 Home 64bit
- USBシリアルコンバータ(400円)
- USB2.0 TO TTL 6ピン シリアル·コンバータ UART モジュール CP2102 STC 6ピンケーブル
- ACアダプタ(3.3V 2A)とDCジャック
- ACアダプタは数年前に若松通商で買った部品キットに含まれていたものです。
今回購入したもの
- Wi-Fiモジュール ESP-WROOM-02 DIP化キット
-
600円->勘違い650円。店頭で2個買いました。 - BME280使用 温湿度・気圧センサモジュールキット
- まだ使いません(^^;
環境構築
ソフトウェア
Arduino IDEのアップデート
- これまで使用してきたバージョンが1.6.4でしたので最新版にアップデートしました。(最新版=1.6.7)
USBシリアルドライバのアップデート
- Windows7で使用できていたドライバはWindows10では使用できませんでした。
- Windows10用ドライバはここからダウンロードしました。(※ファイル名はWin10_Drive.zipです)
ESP8266ボードのインストール
- 技適済み格安高性能Wi-FiモジュールESP8266をArduinoIDEを使ってIoT開発する為の環境準備を10分でやる方法の通りにインストールします。
- ダウンロードに5分くらいかかりました。
スケッチ
- サンプルのままです。GPIOは16番を使います。
blink-test.ino
#define LED_PIN 16
void setup() {
// put your setup code here, to run once:
pinMode(LED_PIN, OUTPUT);
}
void loop() {
// put your main code here, to run repeatedly:
digitalWrite(LED_PIN, HIGH);
delay(1000);
digitalWrite(LED_PIN, LOW);
delay(1000);
}
ボードと書込装置の選択
- Arduino IDEの「ツール:マイコンボード」メニューから、「Generic ESP8266 Module」を選択します。
- Arduino IDEは、ボードや書込装置の設定内容をスケッチ毎に保持しないようです。
ハードウェア
- 下図のようにブレッドボードに組み立てました。
- FritzingにESP-WROOM-02のパーツが無かったので、18pinのDIP ICで表現しています。
- 実際に組み立てた様子は下の写真のようになります。
- ジャンパの色は上記チャートとは違います。(適当です・・・)
動作確認
- いったん電源を落とします(DCプラグを外します)
- IO0をGNDに落とします(スイッチが欲しかったですが、ジャンパを差し替えて対応します)
- 電源を入れます(DCプラグを差し込みます)
- (この回路の場合は、動作確認用LED(赤)が点灯します)
- IDEから「マイコンボードに書き込む」ボタンを押します
- この環境の場合、30秒位経過すると、flush completeと表示され、LED(赤)が点滅を始めます
- 電源を落とします(DCプラグを外します)
- IO0をVccに接続します(ジャンパを差し替えます)
- 電源を入れます(DCプラグを差し込みます)
- LED(赤)が点滅を始めます(スケッチが起動します)
参考
以下の記事が分かりやすかったです。
- 技適済み格安高性能Wi-FiモジュールESP8266をArduinoIDEを使ってIoT開発する為の環境準備を10分でやる方法
- 技適済みWi-Fiモジュール「ESP8266」で始めるIoT入門(ブレイクアウトボード実装編)