ザ・ドリーム・マネージャー という本の感想です。
いわゆる自己啓蒙系の本ではありますが、チームビルディングや顧客との信頼関係構築の面で役に立つ知識となりそうでした。
普段、プログラミングのお仕事しつつ、人材開発の会社もやってますが両方の視点からメモしてみました。多分役に立たないので、概ね自分用メモです。
気になったフレーズ
おたがいの夢が実現できるよう助け合うのが、あらゆる人間関係の大切な基本
- プロジェクトチーム内で、メンバーの夢を応援できる風土ができあがれば、かなりチームビルディング面で意味がありそう
- 顧客との関係性も同じ感じで作れるのだろうか
- ビジネスの場で自身の夢を語る機会はかなり勇気が必要そう
人は静かな絶望の中に生きている
- アメリカの思想家の言葉
- 「人は生きていく中で夢を無意識にあきらめていく」ような意味
- 「いつまでプログラミングをやっているのだろう?」とかいうエンジニアにとってのキャリア問題も同じ感じなのかもしれない
人は会社のために存在しているのではない、会社が人間のために存在している
- 自分が会社の歯車である感覚が生まれたら、たしかに辛い
大切なのは完璧を求めることではなく、自分が進歩していることに注意を向ける、こと
- 結果も大事だけど、プロセスも大事
他人に夢を押し付けない
- 親の期待ほど面倒なものはない、みたいな感覚
我が社で物足りなくなった場合に外の働き口を探す
- そこまで面倒みてくれる会社があるのか、とビックリ
自己紹介と感想
IT系のベンチャー企業に入社してもうすぐ15年(アルバイトの頃からだと18年)になりますが、プロダクト開発、受託開発、プロジェクトマネジメント、組織開発・HRM、子会社設立、と様々な経験を積ませてもらい、今は、また、サーバサイドエンジニアとしてのキャリアを進めています。
同時に、複業として、企業向けに人材開発や、個人向けのキャリア相談を行う会社も経営しています。
自分が何者で、今何をしたいのか未だよく説明できない(笑)のですが、この本の中にある「夢」の実現に向けて、もがいているのかも、と思いました。
今いる会社には「ドリームマネージャー」みたいな役割の人はいないですが、会社として「夢を応援します」というスタンスは感じられるし、良い環境なんだろうなと思いました。