前提
バージョン管理システムとしては、今までSubversion(TortoiseSVN)を使ったことがあったが、ここ半年ほど前からGitを利用するチームに移ったため、よく理解しないまま使うのは危険なので一通り学習しておこうと思った。
環境
Linux仮想環境(CentOS)
Linux仮想環境にログイン
環境構築方法、ログイン方法は下のページからどうぞ。
Vimをインストール
どうやらVimはGitを使う上で必ず必要なものらしい。
仮想環境にログインして、まずはVimが既にインストールされているかを確認します。
[vagrant@localhost ~]$ vim --version
すると、Vimのバージョン情報がつらつらと出てきました。
VIM - Vi IMproved 7.4 (2013 Aug 10, compiled Jun 10 2014 06:55:55)
(以下略)
こんな感じのバージョン情報が出ない場合は、こちらのコマンドでインストールしましょう。
[vagrant@localhost ~]$ sudo yum -y install vim-enhanced
Gitをインストール
まずはGitが既にインストールされているかを確認。
[vagrant@localhost ~]$ git --version
-bash: git: command not found
そんなコマンド知らないよと言われてしまったので、Gitをインストールします。
[vagrant@localhost ~]$ sudo yum install yum-all
インストールの途中でなんか聞かれたらとりあえず”Y”を押してやってください。
再度Gitがインストールされたかを確認。インストールできました。
[vagrant@localhost ~]$ git --version
git version 1.8.3.1
Gitの設定
Gitで使用するユーザ名とメールアドレスを設定します。これをやらないとエラーになるそうです。
[vagrant@localhost ~]$ git config --global user.name "junyiem" (自分の名前を入れてね)
[vagrant@localhost ~]$ git config --global user.email "*****@***.com"(自分のメールアドレスを入れてね)
Gitはデフォルトだと、色分けがなく読みにくいそうなので、色付けする設定もしておきます。
[vagrant@localhost ~]$ git config --global color.ui true
ここまでの設定が反映されているかを確認。
[vagrant@localhost ~]$ git config -l
user.name=junyiem
user.email=*****@***.com
color.ui=true
Gitリポジトリの作成
Gitを利用するディレクトリを作成します。好きな場所に作ったらよいです。
[vagrant@localhost junyiem]$ mkdir test
[vagrant@localhost junyiem]$ cd test
[vagrant@localhost test]$
Gitを開始するコマンドを入力します。
[vagrant@localhost test]$ git init
Initialisierte leeres Git-Projektarchiv in /home/junyiem/test/.git/
コミットしたいファイルを作成します。vimの使い方は調べましょう。
[vagrant@localhost test]$ vim index.html
[vagrant@localhost test]$ cat index.html
version1
Gitリポジトリへコミット
ファイルをインデックスに追加します。(ステージングエリアに上げます。)
[vagrant@localhost test]$ git add index.html
[vagrant@localhost test]$ git commit
リポジトリにコミットします。
先頭にコミットメッセージを入力して、「:wq」したらコミットされます。
initial commit
Please enter the commit message for your changes. Lines starting
# with '#' will be ignored, and an empty message aborts the commit.
# On branch master
#
# Initial commit
#
# Changes to be committed:
# (use "git rm --cached <file>..." to unstage)
#
# new file: index.html
#
1件追加されたようなメッセージが表示されます。
[vagrant@localhost test]$ git commit
[master (root-commit) 3dee8bd] initial commit
1 file changed, 1 insertion(+)
create mode 100644 index.html
Gitのログも見てみると、先ほどのコミットをしたユーザ、時刻、コミットメッセージが表示されてます。
「Please enter the commit message for your changes. Lines starting」はコメントアウトしないといけなかった模様。
[vagrant@localhost test]$ git log
commit 3dee8bde6fd6a897de90b2a6c9dc95777156030c
Author: junyiem <*****@***.com>
Date: Thu Feb 11 21:57:34 2021 +0900
initial commit
Please enter the commit message for your changes. Lines starting