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業務で多用した権限管理系Linuxコマンド

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はじめに

この記事では自分の業務において多用したコマンドをメモ書きとして残します。

rootユーザ切り替え

suコマンドによって一般ユーザからrootユーザに切り替える。

rootユーザ切り替え
sudo su -
上記コマンドの意味
  • sudo
    • 一般ユーザが管理者権限として後述するコマンドを利用する場合に用いる。
  • su
    • su ○○とすることで○○ユーザに切り替える。ユーザIDを省略することでrootにログインすることになる。
  • -(ハイフン)
    • suのオプションで、ログイン後にrootディレクトリに移る。

容量確認

dfコマンドにより現在接続しているサーバの容量がどれほど利用されているか確認する。

容量確認
df -h
上記コマンドの意味
  • df
    • 空き容量を確認するコマンド。デフォルトはKB表示。
  • オプション
    • -h
      容量に応じて見やすい表示にする。

コピー

cpコマンドによりファイルやフォルダをコピーする。いろいろなオプションがあるが、フォルダ配下をまるごとコピーするコマンドを使うことがあったため下記をメモ書きとして残す。

コピー
cp -r コピー元ディレクトリ名 コピー先ディレクトリ名
上記コマンドの意味
  • cp
    • コピー元とコピー先を指定することでファイルやディレクトリをコピーするコマンド。
  • オプション
    • -r
      ディレクトリ配下のファイルごとコピーすることができる。

ディレクトリ削除

rmコマンドにてディレクトリの中身ごと削除する。

ディレクトリ削除
rm -rf ディレクトリ名
上記コマンドの意味
  • rm
    • 本来はファイルを削除するコマンド。オプションを付けることでディレクトリごと削除することが可能となる。
  • オプション
    • -r
      ディレクトリ配下のファイルごと削除する。
    • -f
      削除の確認を無くす。重要なファイルがある場合はこのオプションは危険。(このオプションを用いた事故が起きたため現プロジェクトでは利用不可となった。)
  • rmdir
    • 空のディレクトリを消すコマンド。中身があるディレクトリには使えないが明示的にわかりやすいので、ディレクトリ内のファイルを削除したあとrmdirにてディレクトリを消すという運用をしていた。

ディレクトリ作成

mkdirコマンドを用いることでディレクトリを作成する。

ディレクトリ作成
mkdir ディレクトリ名
  • mkdir
    • 現在いるディレクトリにディレクトリを作成する。

オーナ変更

chwonコマンドを利用してファイルの所有者の付替えを行う。

オーナ変更
chown -R ユーザ名:グループ名 ディレクトリ名
  • chown
    • ファイルのオーナを変更する。ユーザ名が所有者となり、グループ名が所有グループとなる。
  • オプション
    • -R
      chownはファイルのオーナを変更するコマンドだが、-Rをつけることによりディレクトリとディレクトリ配下のファイルのオーナを変更する。

権限変更

chmodコマンドを利用して、利用者ごとの権限(読み取り・書き込み・実行)を付け替える。

権限変更
chmod 764 ファイル名
  • chmod
    • 指定されたファイルの権限を付け替える。
  • 数字の意味
    • 7→一番左に書いてあるのは所有者の権限。読み取りと書き込みと実行の権限を持たせている。
    • 6→真ん中に書いてあるのは所有グループの権限。読み取りと書き込みの権限を持たせている。
    • 4→一番右に書いてあるのはその他の権限。読み取りの権限を持たせている。
    • 読み取りが4 書き込みが2 実行が1となり、複数の権限を持たせたい場合は合計値を指定する。

参考

この記事を書いている時に勝手ながら参考にさせて頂いた記事になります。
「sudo su」ってざっくり言ってなんぞ?
Linuxの権限確認と変更(chmod)(超初心者向け)

おわりに

業務で特に利用していると感じたコマンドとオプションを列挙してみました。
気が向いたらまた追加していこうと思います。

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