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ディレクトリ制限ありのSFTPでSublimeから編集できるところまで

Last updated at Posted at 2015-09-03

サーバで動いているプロジェクトを直接さわって作業してほしいけど、
特定の場所だけに限定したいというようなケース。
chrootという方法で、アカウントの/を強制的に変更してそこ以外を見えなくします。
今回はRailsのappディレクトリの共有を想定した、ubuntuでの手順メモです。

こんなイメージ。

Screen Shot 2015-09-03 at 9.50.06 PM.png

作業アカウントの準備

作業ユーザの追加

sftpで接続するためのアカウントをつくる。名前はなんでもいいけどあとからわかりやすいようにsftpuserとします。

$ sudo adduser sftpuser

ホームディレクトリの設定

作業ユーザのホームディレクトリをchrootのディレクトリにするために、rootの権限にする。

$ sudo chown root:root /home/sftpuser
$ sudo chmod 755 /home/sftpuser

Sublime Textでいじるためのディレクトリを準備する

こちらのパーミッションは作業ユーザでよい。

$ sudo mkdir /home/sftpuser/app
$ sudo chown sftpuser:sftpuser /home/sftpuser/app

作業ファイルの準備

作業したい実体があるディレクトリをマウントしておきます。
シンボリックリンクだとchroot内からみることができないぽいので。

$ sudo mount --bind /PATH/TO/PROJECT/app /home/sftpuser/app

/etc/ssh/sshd_config の変更

  • sftpuserのルートディレクトリ指定
  • パスワード認証を許可(必要であれば)
  • sshd内部のsftpを使用(通常のsftpは制限ディレクトリ配下にないから)
Match User sftpuser
    ChrootDirectory /home/sftpuser
    PasswordAuthentication yes 
    ForceCommand internal-sftp 

sshdリスタート。

$ sudo /etc/init.d/ssh restart

SublimteText側の設定

SFTPプラグインが必要です。
参考:http://ideahacker.net/2014/05/20/8417/

フォルダ追加

任意の場所に作業用のフォルダを作ってSublimeにドロップします。

sublime1.png

右クリックでMap to Remote...というメニューを開きます。

sublime2.png

sftp-config.json

設定ファイルができるので、よしなにします。
今回でいうと

"host": "YOURSERVER",
"user": "sftpuser",
"password": "YOURPASSWORD",
"remote_path": "/app",

あたりが関係します。
upload_on_saveをtrueにすると、ファイルを保存したらすぐにサーバ側にアップしてくれるようになったりします。

sublime3.png

ダウンロード!

これでappの中身がローカルにダウンロードされるはず。

sublime4.png

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