この記事は,はてブにあげた記事の転載記事です。
はじめに
教育系アプリ開発を始めて1ヶ月経ったので、
- 表示回数のグラフ
- 収益のグラフ
- 収益を上げるためのアプデで何を行ったか
- 他にやってること
- Appstoreのインストール数
という経過を書きたいと思います。
数値は書いたらAd的にダメなので記載していません。
最初の段階では、4-5年前に作ったアプリが10個くらいあり、今の売り上げ目標値の30分の1の状態でした。
(元々はカジュアルゲーム系を作っていたのですが、現在は教育系アプリを作っています。)
結論
結論からいうと、この1ヶ月で元々の状態の10倍の数値になりましたので興味がありましたらご覧ください。
作成した17アプリはこちらにまとめてるものです。
Qiitaではアプリの紹介は割愛させていただきます。
表示回数のグラフ
(画像は4月1日から5月25日までの表示回数なんですが開発を始めたのが丁度矢印の辺りからです。)
アプリリリース数に応じて回数が増えています。
表示回数は約2.25倍になりました。
収益のグラフ
表示回数が2.25倍ということで収益も2.25倍になりそうですがそこはどうなったかというと...
(画像は4月1日から5月22日までの収益グラフ)
あんまり変わってないです。
表示回数が増えたのに収益が全然上がってません。
そこで色々調べてるうちにあることをしてこうなりました。

(画像は4月1日から5月25日までの収益グラフ)
23日にアプデして現在26日なのでまだ3日しかないですが、
それはもうバグったくらい上がって驚きました。
2.25倍どころか先週比10倍になりました。
画像にはありませんが執筆してる本日もいい感じです。
収益を上げるためのアプデで何を行ったか
今まではアプリ開発ばかりで何も考えずにアプリを出していたのですが、流石に伸び悩んでいたので以下の4つのことを行いました。
1. バナー変更
貼っていたAdmob広告のkGADBanner(320×50)をkGADSmartBanner(画面の幅×32|50|90)の広告に変更したことで、Adの競争率が引き上げられて、結果的にeCPMが向上しました。
注意点ですが、kGADSmartBannerはiPadの場合は高さ90のAdが表示されるようになり、サイズ調整できてなければアプリのボタンが押せなかったり大事な部分に被ったりするので調整が必要です。
実際僕は1度それに気づかずアップデートがリジェクトされました。
対応方法は2種類あり、
- iPadのUIを調整する
- iPadだけkGADBannerにする
という方法があるので、アプリによって使い分けました。
2. 広告のブロック
教育系アプリでまだ幼い子供向けのアプリなので、デリケートな広告をまず完全ブロックしました。
また、お母さんと一緒に勉強アプリを使っていると思うので家族向けの広告が残るように、一般的カテゴリの広告もブロックしました。
また、車両や不動産などの広告は恐らくAdを見ることではなく、自分で検索して見つけるはずという判断でブロックしました。
3. インタースティシャル広告の設置と動画広告を減らした
以前は結構多めに動画広告を貼っていました。
利益を求め貼りまくっていたので正直うざかったのではないかと思います。
これを逆に減らしても収益は全く変わりませんでした。
当たり前ですが、結局はSEOと一緒でその人に適した広告を適したタイミングで見せることが大事だということがわかりました。
興味のない(押されない)広告を見せられてもユーザも不快だし、こっちも0円だし(デザインも悪くなるし)、誰も得しないです。
体感ですが、動画広告よりインタースティシャルの方がeCPMが高いのでその観点からもインタースティシャルの方がいいと感じました。
4. アプリまとめサイトを作成
無料のWixというサービスでWebページを作成しました。
これをアプリ内にWebviewで読み込み、教育アプリまとめを見れるようにし、直接ストアページへ行き来できるようにしました。
これから更新も楽になります。
(全教育アプリから画像のページを読み込むようにしました。)
以上の4つのことをアップデートに組み込みました。
17個のアプリだったので白目剥きながらアプデしてたと思います。
しかし、結果的には上記のことを行いAdのクリック率が上がりました。
それに伴い収益も増加しました。
他にやってること
とりあえずアプリ紹介ブログを書く
上のアプリ紹介欄で書いてますが、アプリを作るたびにどのようなアプリなのか紹介記事を作成しています。
はてブでも自前の物でもいいのでとりあえず書いた方がいいと思います。
(ただのアプリ紹介記事なのに意外と読まれてて驚いてます。)
1つ1つの入り口は小さいですが、入り口をとりあえず多くしておくことが大事だと思います。
Bufferを利用
これは昨日始めたばかりですがBufferを始めました。
これはTwitterやFacebookのツイートを予約することができるサービスで、無料でも10個までなら投稿をストックしておくことのできるサービスです。
これを用いて以下の2つのアカウントから投稿するようにしています。
Twitter: @kids_app1
Facebook: @kidsapp11
投稿の時間帯の設定は,はてブのアクセス解析を参考に比較的記事の読まれることが多い時間を狙っています。
Appstoreのインストール数
以下の画像は去年の10/18から2019年5/18までの1週間ごとのアプリインストール数なんですが、このようになりました。
4/1から4/23 と 5/1から5/23 の比較でインストール数1.87倍という結果になりました。
- アプリ17本の制作
- アプリ間の行き来
- ブログ記事を書く
という3つのことを行うことで中々インストールの方も上がってきました。
インストール数が上がるということは結果的にASOにも影響し、更にアプリ間の行き来で循環するという良いスパイラルになるのではと思います。
まとめ
1ヶ月だけでも割と変わるんだなぁと感じたので記事を書かせていただきました。
開発者さん向けの内容でしたが、もし参考になりましたら幸いです。
以上、4/26 ~ 5/25までの経過発表でした。
目標値まではまだまだなのでこれからも頑張っていきたいです。
よろしければ「フォロー」、「いいね」をしていただけましたら中の人が喜びます。
Twitter: @kids_app1
Facebook: @kidsapp11
もちろんアプリインストールも大歓迎です!
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