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新人教育について 心構え的な部分

Last updated at Posted at 2021-05-10

はじめに

技術分野において、新人に教育するってすごく難しいです。
はて、自分はどう教わって来たのだろう‥多分これ今では通用しない方法だよな‥と思うことが多々。
今まで自身が試行錯誤しながら指導してきてこうしたほうが良かったな、ここは大変だったなと思うことを記載しますので、育成に詰まっている方などの参考になればと思います。
ここではまずは心構え的なところから記載します。

一方自身がちゃんとできているかというと・・・反省すべき点はたくさんあります。
はっきりいって綺麗事で書いている部分もあります。
せめてこうしなきゃいけないと頭ではわかっている部分をアウトプットする次第です。

これまでの指導対象

数年プログラミングをかじってきた若手
特にOJT的に教育は行われていなかった人物
など、完全な新人に対してというところではありません。

数人に教えて共通していた課題と対応

1.過程は考慮されない
2.努力家である
3.書かない

1.過程は考慮されない

機能実現(または課題など)そのものが終了すれば終わりと判断される。
何が問題かというと、例えばqiitaなどから「やりたいこと」に対する「答え」を「コピー」して片付けるケースが非常に多かった。
この時ある程度経験値を持っている技術者は「あ、これコピーだな」と気付けると思う。

対応→
「これコピーだろ!わかるからな!」と言いたくなるのをぐっとこらえ、「これってどういう意味かわからないから説明お願いできるかな?」といった具合にコントロールしてあげることで「過程を聞かれても大丈夫なようにしよう」と思って貰えるように指導。

2.努力家である

非常に真面目で努力家が多い。
真面目な事は素晴らしくいいこと。
ただ、この反面「わからないことがあったら聞いて」というのは全く通用しなかった。

対応→
あらかじめ「ここポイントだったと思うけど」という点は押さえておき、こちらからアプローチをかけていくことが必要。
欲を言えばガンガン相談して欲しいというのは願望だがそれは満たされないということは心掛けないといけない(もちろん個人差はある)

3.書かない

1に関係するがコピペして終わってしまう。
コピペ自体が完全悪とは言わないが、自分のものになかなかできず、いつまでも記事を探し回ってコーディングしてしまう。

対応→
コピーするにしてもせめて転写させます。
指で覚えさせてせめて自分で書けるようにしてもらいます。
また、参考にする記事は後追いでもなんでもいいから公式の記事と紐づけてもらいます。
公式以外の記事は効率的ですが、答えをコピーして終わりになる事が多いからです。

と、今時の開発事情からは少し古い考えが入っているかもしれませんが、育成に悩んでいる方の少しでも参考になればと思います。

次回はもう少し具体的なコーディングなどについて記載していきたいと思います。

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