令和3年度のwebデザイン技能検定2級を初受験しました。
試験概要と僕の勉強方法についてまとめたため、試験を検討している方の参考となれば幸いです。
#####筆者の経歴
・Webコーディングの勉強を始めてから16ヶ月程度
・小規模サイト4,5件作成
・JavaScript、phpはほぼ初心者
##目次
・試験の概要
・試験内容
・試験対策
・本試験の感想
・まとめ
#試験の概要
詳細は以下公式HPにて確認できます。
■ウェブデザイン技能検定
####(1)試験日程
毎年計4回(5、8、11、2月)
####(2)難易度
合格率3〜4割程度。3級とは違い、ある程度の知識量が問われます。
####(3)受験資格
・ウェブデザイナーとして2年以上の実務経験を持っていること
・ウェブの作成に関わる科目を有した大学、職業高校、短大等を卒業していること
・ウェブデザイン技能検定3級に合格していること
僕はウェブ未経験者だったため、3級合格ののちに受験しました。
#試験内容
PCを操作する実技と、マークシート回答の学科があり、一日で実施します。
詳細は公式HPにて細目が提示されております。
■ウェブデザイン技能検定 試験細目
####(1)実技
・出題形式:PCを操作し、Photoshopを用いた素材作成、HTML/CSS/JavaScriptを用いたコーディングを実施します。6問中5問を回答する選択問題式です。
・回答時間:2時間。考え込まなければ、1時間半程度で終わるので時間は余裕があります。
・合格基準:70点以上
####(2)学科
・出題形式:マークシートを用い、Web知識についてYes/No[15問]、4択[[25問]を回答。
・回答時間:1時間。考え込まなければ、30分程度で終わるので時間は余裕があります。
・合格基準:70点以上
#筆者が実施した試験対策
3級は過去問を実施すれば問題なかったのですが、2級は過去問+@の勉強となります。
####(1)実技
①youtubeで流れ・操作確認(1時間×3回+@)
②『JavaScriptコードレシピ集(技術評論社)』を読み込み、DOM操作の習得(10時間)
公式HPにはコードなどの素材が掲載されていないため、youtubeで操作を確認するのが手っ取り早いです。実技問題はほとんど過去問から変わらないので、自分の知らない操作だけ手を動かして確認しておけば本番でも迷いません。なお、選択問題として「HTTPリクエスト」、「JavaScriptの操作」を選択することになりますが、僕は後者を選択しました。理由として、DOMの基本的な操作ができれば回答でき、操作時間も圧倒的に少ないためです。
####(2)学科
①過去問3回分(25時間)
②HTML/CSS:『HTML&CSS全事典(インプレス)』による関連コードの確認(5時間)
ウェブデザイン技能検定2級ガイドブック(2800円)が公式で紹介されていますが、2013発行と古く、最新情報に即していないことから、僕は購入しませんでした(最新のものがあれば迷わないのですが…)。そのため、基本的に過去問で傾向を掴み、関連するキーワードをWebで片っぱしから調べるように勉強しました。自分の分かる言葉で解説しているサイトを探すのはなかなか苦労しますね。。それらのキーワードはサイトurlと一緒にExcelで一覧にして、テスト前に総チェックしました。
#本試験の感想
####(1)実技
過去問とほぼ同じ問題が出題されました。実技対策はyoutube程度でしたが、満点は十分狙えますね。
####(2)学科
過去問3回分からは同じ問題は出てこず、不明点が4割くらいありました。HTML&CSSに関しては、普段から使用しない操作の知識問題が出され、仕方ない感じも受けました。出題範囲は元々広いのですが、触ったことがなければどうしようもない知識の問題などもいろいろ出てくるので、それなりに勉強をしないと合格は厳しいと感じました。
#まとめ
ウェブデザイン技能検定2級は知識を問う試験であり、学科の対策は十分に時間をかけて臨みましょう。