Xsd.exeを使ってXsdからクラスを作ろう
ゴール
- XMLとXsdについて分かる ← まだ書いてない
- XsdからClassが生成できるようになる
- プログラムからXMLを操作できるようになる ← まだ書いてない
開発環境等
- VisualStudio2022
- C#
- .netflamework
XMLとXsd
基本コマンド
開発者用コマンドプロンプトで実行
xsd {xsdファイル} /p:{オプション設定ファイル(xml)} /outputdir:{出力されるディレクトリ}
{}は必要ない
「/p:」は必須ではないが推奨。次の項目で解説するオプション設定を行う際にコマンドの引数として実行することもできるが、設定ファイルを用いたほうが見やすい。
オプション解説
属性で指定する項目
language
- 生成される言語の種類を設定
- C# ⇒ CS
- Visual Basic ⇒ VB
namespace
- 生成されるクラスが属する名前空間を設定できる
options
いくつか設定できる値があるがpropertiesおよび生成されるクラスのメンバについて記載
option設定 | 生成されるクラスのメンバ |
---|---|
なし | プロパティ |
properties | プロパティ |
none | パブリックフィールド |
ただしプロパティはバッキングフィールドを含むプロパティとなる。
要素で指定する項目
element
- Xsdファイルにある要素を指定することでその要素のみがクラスとして生成される
- 複数指定可能 全要素を指定する場合何も指定しないのと同じソースが生成される
schema
- ImportしているXsdはここで指定しないと認識されない
- xsdコマンドのパラメータで指定する以外のXsdファイルを指定することができる
- 複数指定可能