概要
私がこれまでに読んだJava関連書籍からおすすめのものを抜粋して分類・評価しました。
抜粋2冊
本ページの見方
点数は、下記の基準で5段階に★を付けました。
(抽象的で平易な場合)
具体的 ★★★★★ 抽象的
平易 ★☆☆☆☆ 難解
おすすめの書籍一覧
文法解説書
『Javaプログラマ Silver SE11 スピードマスター問題集』
具体的 ★☆☆☆☆ 抽象的
平易 ★★☆☆☆ 難解
Javaの文法解説書は決定版的なものがなく、OracleのJava資格試験の参考書が文法解説書としても意外と役立つかもしれません。
複数の版がありますが、白本と呼ばれる本書は黒本と呼ばれる「徹底攻略Java SE 11 Silver問題集」に比べて解説の分量が多いです。
ちなみに本番試験の対策としては黒本のほうが定評があるようです。
目次を見れば分かりますが、文法の種類ごとに章立てされているため順序立てて勉強できる構成です。
試験問題自体が少し凝ったものになっているので最終的には十分な知識が身に付きます。
プラクティス集
『Effective Java 第3版』
具体的 ★★☆☆☆ 抽象的
平易 ★★★★☆ 難解
JavaのEffectiveシリーズです。Effectiveという名前は各言語で出版されているプラクティス集にも付けられています。
内容は全90項目で、Javaで推奨されるコードと避けるべきコードが解説されてます。
Java特有の項目もありますが、オブジェクト志向言語の特徴に由来するプラクティスも多いです。
推奨される理由、推奨されない理由が対比されながら解説されるので読み応えがあります。
プラクティス集と聞くと利用方法が限定されるようにも感じますが、解説の内容をよく読むと実際のコーディングに活かせる知見が多く得られます。
ふりかえり
Javaの書籍は古いものも多く、新しい内容で良い書籍は少ないように感じました。
その点で、Java資格試験の参考書も価値があると思って掲載しました。
「他にも必読の書籍がありますよ」という意見あればコメント頂けるとありがたいです。