概要
MetabaseのJarをM1 (Apple silicon) の macで動かすときのメモです。
公式の手順通りですんなり動きます。
課題
metabase公式で表明されているmetabaseを使う方法は以下の4種類です。
僕は、intel macの時、公式のDocker metabaseイメージを使っていました。
しかし、公式で公開されているimageはタグ一覧をみると linux/amd64
のみ。
Rosetta2経由で動くかと、期待してダウンロードしたのですが動きません。
今回は、上から1番目の Jarファイルをダウンロードして動かす
方法をなぞったのでメモです。
公式の手順通りにやったらあっさりうごきました。特にコツはないです。
Jar実行手順
javaが動く環境かどうか確認する
下記のコマンドをターミナルで打ち、versionが表示されれば JREをインストールする
は不要です。
java --version
JREをインストールする
公式オススメのサイトからダウンロードしてインストールします。
(現時点で、JavaのLTSは17なのでversion 17を指定しました)
pkgとtar.gzどちらかお好みでダウンロードしてください。今回は pkgをダウンロードしました。
ダウンロードしたOpenJDK17U-jre_aarch64_mac_hotspot_17.0.3_7.pkg
をダブルクリックし、指示に従いインストール。
インストール終了後、ターミナルでjava --version
を実行してください。
versionが表示されれば成功です。
~ % java --version
openjdk 17.0.3 2022-04-19
OpenJDK Runtime Environment Temurin-17.0.3+7 (build 17.0.3+7)
OpenJDK 64-Bit Server VM Temurin-17.0.3+7 (build 17.0.3+7, mixed mode)
Jar ファイルをダウンロードする
Download MetabaseからJarをダウンロードしてください
適切な場所にJarファイルを動かす
おためしだけならJarファイルどこにおいてもいいです。
しかし、設定ファイルが直下に作られますし、ダウンロードフォルダは気持ち悪いので公式のいうとおり、ホームの metabase
というフォルダに置きます。
macのFinderで操作してもよいです。
shellでしたらこんな感じです。
mkdir ~/metabase
mv ~/Downloads/metabase.jar ~/metabase
Jarファイルを実行する
先ほどJarファイルをコピーしたディレクトリに移動します。
cd ~/metabase
~/metabase
に存在するJarファイルを実行します。デフォルトのポート番号は3000です。
java -jar metabase.jar
任意のポート番号を指定することもできます。その場合は、以下の環境変数を指定して起動してください。
MB_JETTY_PORT=3000 java -jar metabase.jar
デフォルトであれば、起動のログに下記の文字列があります。
http://localhost:3000/setup/
これにアクセスします。
下記のロゴが出れば成功です。
Jarファイルを終了する
ターミナルで control + c
で終わることができます。
^C2022-06-02 09:21:59,241 INFO metabase.core :: Metabase Shutting Down ...
色々
2022-06-02 09:21:59,260 INFO metabase.core :: Metabase Shutdown COMPLETE
metabase %
以上