ここ数年で 「SETエンジニア」 の認知度も高くなり、QAチームとは別にSETチームの立ち上げがミッションとなってきました。
ちなみに 「SETエンジニア」 とは、Software Engineer in Testの略になります。
そこで重要となるのが、QAチームとどう一緒に取り組んでいくのかだと思います。
下記が一例となります。
また、対象プロダクトが多い場合、SETエンジニアはチームでいる方がよりよくパフォーマンスを発揮できる(単独だと社内で何をするエンジニアなのかが見えにくく、動き方が難しい。)
※1つのプロダクトしかない場合は、特に問題はないと思います。
取り組み
1.プロダクト全体の機能や煩雑度、ユーザーの想定利用機能頻度を加味
2.自動化すべき機能が明確化、リリース頻度が高。また、リリース伴うリグレッションテストが多く工数の削減
3.QAチームのリソースとROI数値の改善
4.非機能オートメーション(例、非機能テストの自動実施(セキュリティテスト)など)
5.プロダクトの関わりをどうするかのフローを用意
次に対象プロダクトについて考えます。
二つ以上あれば意味のあるものではないかと。
対象プロダクト
1.全てもしくは、70%は自動化できそうである
2.そもそもプロダクト自動化する意味がある
3.プロダクトに対し(社内)に品質という定義がきちんとある
4.リリース頻度が高い
5.現状のリグレッションテストコスト
SETエンジニアについては こちらに記載しております。
まず初めに組織構築や、現状調査、人員確保から着手します。
「SETチームを構築する」ことで何を求めるのか。
報告例
1.定常的にレポート(アウトプットは定常的に)
2.SETチーム立ち上げ前と立ち上げ後の品質についてまとめ
3.自動化することによる工数やコストの削減を上層部にアピールする
4.エンジニアの品質に対する意識
また、どこの所属になるのかで多少は変わります。
システム開発部(開発チーム)の下なのか、SETチームになるのか、組織は大事です。
組織と言いましたが、プロダクトや会社規模にもよります。