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はじめてのアドベントカレンダーAdvent Calendar 2024

Day 14

チャットコミュニケーションの利点・不利点

Last updated at Posted at 2024-12-07

はじめに

前回「コミュニケーションが苦手なメンバーとの上手な連携方法]()という記事の中で チャットによるコミュニケーションでトラブルを引き起こす可能性があるという記載がございましたが これまであったトラブルについて共有したいと思います。
本記事、チャットを否定するものではありません。 チャットツールがなくなるのは業務影響が大きく、じゃあやらない方がいい! やはり全て書面・口頭が一番! というのは飛躍しすぎと思いますのでその点ご留意ください。

冷たく感じさせる

文字というのは普段私たちが行っているコミュニケーションにおいてかけている部分があり、 感情を込めることが難しいです。
「お願いいたします。」
これ一点取っても「やっておけよ」と取ってしまう方もいらっしゃいますし、文字を書いている側は頭を下げているつもりでもこれは通じません。
日常生活などでは絵文字やスタンプなどを使用することにより、これらを表現しますがビジネスにおいては使用できるケースはかなり限られるでしょう。
少なくとも客先に対してはよほどの関係性であっても使用することはないでしょうし、相手方を不快にさせる可能性をはらんでいるという点があります。

これはチャットツールにだけ言える事ではなく、メールでも一緒ですが、短く言いたいことを表現することが多いチャットではより顕著であるというところでしょう。

共有してもらえない可能性

組織間の問題でもあるでしょうが、メールであればCCに相手方に知ってほしい人も入れたりできます。
個人間のチャットだとこれができない為、相手方の関係者に行き届いていないなどもよくあります。
グループチャットなどであればこれは解決できる問題であると考えますが、「広場」への投稿は 見過ごされる可能性は高いものとも思われます。

組織によってはあまりいい印象を与えない

新しい組織であればあまりないかもしれませんが、多くの上司というものは適切なコミュニケーションの上仕事を進めてほしいでしょう。
相談に向かう姿、時にはメンバーと談笑する姿はコミュニケーションを積極的にとっているというように見えるものです。(程度によりますが)

もとよりリモートを主体としてきた組織はこの印象点は存在しないかもしれませんが、コロナ満によりリモートを推し進めてきた組織については、評価方法の見直しが必要となり、評価する側は戸惑いを覚えるでしょう。(これも人によりますが)

いずれ経営者も上司も人間ですので、ある程度その人の尺度がありますので、場合によっては自分が期待している評価基準ではないという点は組織に属している以上は認識せざるを得ないでしょう。

終わりに

わたしも歳をとったもので、若い世代と異なる考え方なんだろうなと思います。
人それぞれ得手不得手があるとは思いますが、仕事を遂行するだけの目的のコミュニケーションだけではなく、 仕事を円滑に進めるためのコミュニケーションも大事にしてほしいなという次第です。
先にも書きましたが、チャット自体は私も使いますし、仕事上重要なツールです。
場合によってコミュニケーションの取り方を使い分けるという仕事術も重要なファクターだと思います。
終身雇用という考え方は薄れ、いずれ関係性はなくなると思いながら仕事をされている方も中にはいるかもしれません。
それでも今を全力で!と考えてしまうのは中年になった証拠でしょう。 この記事を通じて少しでもこのギャップが埋まるようになればなと思います。

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