はじめに
色々やりすぎて自分がPMなのかなんなのかよくわからなくなってくるのですが、仕事を任せるって難しいですよね。
未熟であるこのと現れなんだとは思いますがそんな経験を共有したく。
細かい進め方は考えてほしい・・・でもやはり進まない
特にある程度の経験を積んだ技術者には自立を促したいもの。
できれば「この機能いつまでに宜しく。」
と指示を出したらアウトプットが出てきて欲しいものですが現実は厳しく、アウトプットはなかなか出てこないものです。
どうなの??と聞いても今これやってる!と返され、それは順調なの?作業のスケジュールはどう考えてる?など根掘り葉掘り聞くことになります。
これをするくらいなら・・・と作業スケジュールを組んであげて・・・工程毎に進捗聞き取りして・・・とする必要があるものです。
もちろんPMってそうゆうものなのは承知の上なのですが、工程を意識して作るところを想像して何日くらいかかりそうかな?これはそもそも収まらないんじゃないかな?など考えてほしいという趣旨です。
インプットとインプット過多
指示を与える時、整理した要件などをインプットしなければなりませんが、口頭でインプットはあまりお勧めできません。
コミュニケーションの一環としては大変良いのですが、一方的に口頭でインプットしてもどうしてもインプット過多になってしまい、結果忘れる。根本の理解が及んでいない。となります。
要件定義書、議事録などの読み、不明な点を自分で疑問を持ちインプットを求めさせる。これが理想ですが、なかなかインプットを求めさせるは要求が高いことが多いです。
プロジェクト規模が小さければなんとかしようがあるが
例えば30人に対してすべての人に十分なケアを与え続けるのは難しいでしょう。
このくらいの規模になるとチーム分けして細かいケアをリーダーに託すというのが普通でしょう。
プロジェクト規模が小さい5人程度である場合はパワープレイでのリカバリは可能ですが、年間の計画の中で一部にパワーを充てすぎると他のプロジェクトでパワー不足(充てられる人がいないとか残業できないとか)に陥ります。
このあたり難しいですよね。
なんだかんだで個の力は重要
PMの力はチーム力に大きく影響する。
これは事実だと思いますが、個の力はやはり重要だと思います。
開発力そのものはある程度の努力でなんとかなりますが、非技術的な部分の課題解決ができるか、他の人と連携できるか、やばいことほど報告できるかなど開発力以外の能力は開発そのもの能力と同等、個人的にはそれ以上の重要性があると思います。
結局は人に合わせるしかないかと悟る
人それぞれ自分のキャリアプランは少なからずあるのだと思います。
- 将来的に管理職を目指す人
- 管理職を目指したいわけではないが、自分が牽引する立場になるのだと自覚を持っている人
- 役職はできればもらいたくない人
- 転職する気満々であまり現職でどうこうというつもりのない人
- 特になにも考えたくない人
後ろの方の腹づもりは判断しかねますが、前の方は仕事に臨む態度である程度は雰囲気が伝わるものです。
上昇志向がある人には多くを求め、そうでない人には作業の指示を与える。
現在の「働き方」とはこうゆうことでしょうか。
正直日本が心配になりますが、大きな流れには逆らえません。
できることをせざるを得ないというところなのでしょう。
終わりに
なんだか勝手に悟りを開きました。
社会人になっていろいろな人を見てきましたが、任せられる人は早々に任せられるようになりますし、そうでない人はなかなか到達できないものです。
人の特性・成長はそれぞれですので、人に合わせるしかないのでしょう。
ただ、やはり社会人の最初は重要だと思います。
大きな企業では同期と相互に助け合い、競い合える関係など構築できるものですが、中小企業においてはそもそも同期がいなく先輩に助けてもらうだけの関係で成長してしまうこともあるでしょう。
年次の近しい人がフォローできるのであればよいのですが、近い先輩がそもそも10近く離れていると世代が全く異なりますので、互いにとはいかないでしょう。
なるべく近しい関係でフォローしあえる人と作業指示を与える人は別にいたほうが新社会人にとっては良いのではないでしょうか。