LPIC 101 オンライン受験記録(Pearson onVue)
LPICのオンライン受験情報が少なかったので(2021/02/02時点)、備忘を兼ねて公開記録する。
なお、当初は他のOnVue試験と異なる手順を踏むかと推測していたが、そんなことはなかったので、他の資格試験のOnVue試験体験記でも参考になる。
※注意事項: 必ず最新の公式情報をご確認し、本ページは信頼できない他人のメモ程度にご認識頂けますと幸いです。
ID作成
LPIとピアソンVUE(PearsonVUE)のIDが必要なため作成する。
後述の通り、学易さんのバウチャーを使用したため、バウチャーお届けメールにおまけで記載されている案内に従い、原則、ローマ字ベースで入力していく。
なお、緒事情により、名前はローマ字入力で事足りたので、特段気にしなかったが、ピアソンVUEではローカルの設定を漢字で記載できたので、身分証明書との一致は確認できると推測。(LPIの試験監督は英語のみで、どこまで確認されるかは未知数)
受験申し込み
ピアソンVUEのLPI用画面にログイン後、[試験を表示]を押下すると、101-500(オフライン試験)と並んで、101-500v(オンライン試験)が選択できる。わかりやすくて良い。
選択を進めていくと、オフライン同様、日程を選択、支払いへ進むことになる。
支払い時、デフォルトでクレカ情報入力画面になるが、上部にてバウチャー使用を選択できる。学易さんの案内に従いバウチャーコードを入力し、かなり長い処理時間を経て予約が確定する。
なお、時間帯の選択肢は多く、かつ変動が激しい印象を受けた。
2/1の14時頃に確認した際、2/2は全体が丸々空いていたのに対し、17時頃になるとかなり歯抜けになっていた。
また、深夜や早朝の選択肢もあり、非常にありがたいが、誤って早朝の時間帯を選択しないようにしたい。
事前準備
1. システムテスト(Perform a system test)
申込完了画面にてシステムテストを案内されるので、記載に従う。
Mac(ARM M1)での受験だったので、テスト用アプリの権限を変更する必要があったが、一度目のテスト時には操作がロックされていたため、権限を変更できなかった。
テスト画面が終了してから権限を変更し、もう一度システムテストの手続きを行い、権限に関するアラートが出ないことを確認した。
ただし、この時点でショートカットボタンが効かなかった(__E__nd(Eは下線付き)が表示されている画面でEキーを押しても何も反応しない)。
2. 部屋の環境確認(Find your testing space)
システムテスト時にプラウザなどを閉じることになるので、申し込み完了画面が二度と見られない罠があるが、メールでもLPI用の事前準備用のページが案内される。
事前準備ページには、システムテストの他、部屋の環境に関する注意事項と、身分証明書の準備について記載されている。
部屋の環境に関する注意事項は、最新版をご覧いただきたいが、2021/02/01時点では飲み物は許可されていた…が、スタッフに、手が届く場所には置かないよう、注意された…と思う(英語力不足で聞き取れず)。
3. 身分証明書の準備(Get your ID ready)
顔写真、登録した名前が記載されている、国家機関が発行した証明書が必要となる。
当日
スクショ取りそこねたが、概ね一本道であった。事前にはわからなかったが、どうも他のOnVue試験と共通な気がする。
1. チェックイン
試験開始時刻より25分ほど早めに、ピアソンVUEのメールの案内に従いサインイン。
時間の無駄かと思ったが、全然そんなことなく、予定開始時刻ちょうどくらいまで認証作業に費やすこととなった。
なお、アラートメールなどは来なかったので、すっぽかさないように注意すること。
また、システムテスト同様にIDが割り振られてアプリを起動することになるが、システムテスト時にダウンロードしたアプリをそのまま使用できた。
2. スマートフォンによる撮影
アプリの案内に従い進むと、電話番号を国番号(日本+81、その後は080から入力した)から入力するよう指示される。(違う選択肢もあり)
スマートフォンへSMSを送信し、作業用のリンクへアクセスして、顔や身分証明書、試験環境を撮影するよう指示される。
自分のスマートフォンが古かったためか、ここで2件トラブルがあった。
1件目は、身分証明書撮影の際、ブラウザが黒一色で、カメラプレビューが機能しなかった。
画面遷移した際に一瞬映るのと、撮影ボタンを押下してプレビューできたため、なんとかそれっぽい写真を撮ってアップロードした。
2件目は、環境撮影の際、ネットが寸断されかけた。
特に対応せず、2分くらい待つと息を吹き返してアップロードが進んだ。
3. テストアプリの起動と試験監督(人)による確認
スマートフォンによる作業が完了してから、PCの画面に戻ると、画面更新して先に進むことができた。
試験用アプリが起動し、試験監督と音声/文字チャットでつながる。自分の試験監督さんはインド辺りだったと思う。
当然英語でしかやりとりできないが、そもそも通信環境が悪く、あまり発言が聞き取れない。聞き取る能力もさしてないが…
自分が依頼された作業は以下のとおり。
- 身分証明書の再確認(名前、有効期限)
- 試験環境の撮影(ノーパソだったので、持ち上げてぐるっとする、机上も写す)
- 机上の物の整理(身分証明書やティッシュをどかされた…確かにメモ書けちゃう。飲み物も、特にいらないかと思ってどけた)
4. 試験開始
上記の確認が終わると、試験が始めるからしばし待つよう、指示されたと思う(正直7割は聞き取れなかった)。
最後に、なにか質問がないかも確認される。親切。
チャットだけの画面を前にしてぼーと待っていると、同意画面から試験が開始する。
コマンド入力の際に気づいたが、日本語入力が強制になっているのか、切り替えを忘れたためか、ひらがな入力の状態から切り替えができず、若干苦労した。
5. 試験終了
全ての問題を解き終わると見直し画面に遷移し、それから試験終了を選択することができる。
終了を押したらすぐにスコアや分野毎の正答率が表示される。
その後アプリが終了し、メールでも結果の通知が来る。