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AVFoundationを使ったカメラの実装:フラッシュの制御Tips

Last updated at Posted at 2018-08-27

この記事ではAVFoundationを使って、カスタムカメラを実装する際のフラッシュの実装のTipsを2つ紹介します。

確認した環境

iOS11

1. supportedFlashModes の確認

iOS端末の中にはフラッシュ機能がないカメラが存在するため、その考慮が必要です。
具体的にはインカメラや一部のiPadのアウトカメラです。
フラッシュ機能がないカメラでフラッシュが on or autoAVCapturePhotoOutputcapturePhoto メソッドを呼ぶとクラッシュします。

対応方法

AVCapturePhotoOutputsupportedFlashModes でサポートされているフラッシュモードが確認できるため、サポートされているフラッシュモードのみ設定するようにします。

2. 端末が高温で使えない場合の考慮

iOS端末は高温になるとフラッシュ機能が使えなくなります。
標準のカメラアプリでも使用できなくなり、以下のような表示になります。
IMG_01C603296427-1.jpeg IMG_01C603296427-2.jpeg

Appleのドキュメントにもそのような記載があります。

対応方法

AVCaptureDeviceisFlashAvailable でフラッシュが使えるか確認できるため、この値を監視することになります。
私のケースでは対応する必要がなかったため実装はしていないのですが、 この値を変更を受け取るDelegateメソッド等は用意されていないようなので、KVOで監視することになると思います。
このケースでフラッシュが使えない状況で、フラッシュが on or autoAVCapturePhotoOutputcapturePhoto メソッドを呼んでも、 1. とは違い、クラッシュしませんでした。

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