2015年度勉強してよかったこと
今年も無事エンジニアとして仕事も納まり、いろいろ勉強できたしいろいろなものをつくれたので振り返ってみる。
- Fabric
- iOSのCI/UIテスト
- 画像処理・音声処理
- スクラム
Fabric
今日からすぐに使えるデプロイ・システム管理ツール Fabric 入門
Fabricはpythonでタスクを記述できる構成管理ツールです。
最近だとAnsibleのほうが注目されてる気もしなくはないですが、
自分としてはPython触れたのもあってFabricでよかったと思います。
インフラ系技術の流れ
ここ数年そもそも思想としてインフラ周りはだいぶ進化してきていて、せっかくインフラ・運用の仕事をやらせてもらえたので「なんでも自動化おじさんになろう・・・」と思っていろんな作業を自動化したり
ツールを作りました。
自動化のその前に
そこで本当に自動化の難しさを体感しました、このスライドにあるような**本当に必要な自動化とは何か?オペレーションをどう効率化するか?何から自動化すると効果があるのか?またツールを作ってどう使ってもらうのか?**などなど考えることはめちゃめちゃ多くて、おそらくどんな業種になろうと発生する作業というものへの考え方を変えるいい機会になりました。
iOSのCI/UIテスト
恥ずかしながらテストコードってちゃんと書いたことなかったんですが、人数の多いアプリ開発では書かないとダメだなぁと思い勉強しました。テストの書き方、そもそもの書く意味、書いたものをどう活用していくか・・・アプリのCI環境を作るという貴重な経験もできました。
予定がないのでiOSにおけるユニットテストについてまとめる その1
予定がないのでiOSにおけるユニットテストについてまとめる その2
画像処理・音声処理
MashUpAward2015に2作品を出して、どちらも賞をいただけました。
大学院で勉強していた画像処理、信号処理が実はすごく嫌いだったんですよね・・・面白くないんですよ。画素をいじくりまわして数列を見続けるのは・・・
だからこのプロダクトを作るときも躊躇ったんですが、改めて「こういうプロダクトを作りたい」「こんなアレンジができる」というのが頭にある状態で触ってみると超おもしろいんですよね。ノイズ削除とか文字抽出とか枠線検出とか、アプリに落とし込めてアプリエンジニアになってよかったなぁと思いました。
スクラム
いろんな会社でいろんなプロジェクトに入ってきましたが、本で読んだスクラムを体験出来る環境っていままでなぁったなぁと。改めてやってみるとやっぱこれも難しいんですよね。
スプリントレビューとかベロシティとか、いろいろと泥臭いことだらけなんですよね・・・
スクラムという開発自体、またその中でどうプレゼンスを出していくのかというのを人生で初めて考えました。
2016年学ぼうと思っていること
- 機械学習
- スクラム
- CI/CD
機械学習
いろいろ勉強しないでおこうと思ったものの1つでしたが、後輩がさくっと使っているのを見て「あ、イケる」と思ったんですよ。どっかのハッカソンで積極的に使いたい。
機械学習をこれから始める人に押さえておいてほしいこと
いろいろなアルゴリズムを組み合わせていてるし、アルゴリズムの勉強にもなりそうだ(安直)
今年は画像処理・音声処理で経験したように、作るものベースでそれに必要な技術として学ぶのであればそんな苦じゃない。
スクラム
引き続きメンバーとして学んでいく。
ただ実行するだけでなくチームのマインド、成果を向上させていけるような働きかけをバンバン実行していきたい。そのためには何が必要か、難しいけど泥臭くやっていこうと思う。
CI/CD
アプリではCircleCIとかfastlaneなどのいろんなツールとかサービスが出てきてwebだけじゃなくてアプリの開発も変わってきています。いろんなツールを内製することに注力しすぎて、トレンドの技術や仕組みをおろそかにしないよう勉強しようと思います。
まとめ
アプリだけにとどまらずいろんなレイヤーの技術やサービスに携われて非常に楽しい1年だった。2016年はもっとすごいことができるように頑張ろうと思います、仕事でも趣味開発でも楽しいお話あればお誘いください