おすすめのフォントファミリー
このフォントファミリーの指定が推奨される理由は、以下のポイントとなります。
1. 多様なOSのサポート:
指定されたフォントの中には、ios,android 、macOSやWindowsなど、主要なオペレーティングシステムで広くサポートされているものが含まれています。これにより、さまざまなユーザーに対して一貫した視覚体験を提供できます。
2. 言語の互換性:
英語圏向けには「Helvetica Neue」と「Arial」が、日本語圏向けには「ヒラギノ角ゴ ProN」、「ヒラギノ Sans」、そして「Meiryo」が含まれています。これにより、英語と日本語のテキストがどちらも適切に表示されるようになります。
3. フォントの可読性:
フォントはすべて高い可読性を持ち、プロフェッショナルな文書やウェブコンテンツに適しています。
4. フォールバックの確保:
どの指定フォントも使用できない場合に備えて、「sans-serif」がフォールバックオプションとして含まれており、最終的にはブラウザのデフォルトのサンセリフフォントが適用されます。
このフォントは、さまざまなユーザー環境に柔軟に対応しつつ、見た目が清潔感があり、プロフェッショナルなデザインを実現するためのものです。
body {
font-family: "Helvetica Neue", Arial, "Hiragino Kaku Gothic ProN",
"Hiragino Sans", "Noto Sans", Meiryo, sans-serif;
}
font-familyの値はブラウザが左から順にフォントを探し、利用可能な最初のフォントを選択します。もし最初のフォントが利用不可であれば、次のフォントが探されます。これをフォントスタックと言い、特定のフォントが表示できない環境でも、次善のフォントでテキストが表示されるようにします。
具体的には以下のような順番でフォントが設定されています。
指定されたフォントがどのオペレーティングシステムに含まれているか、以下にまとめます:
1. "Helvetica Neue"(英語フォント)
- 通常、iOS ,macOSにプリインストールされています。
- WindowsやLinuxでは標準では含まれておらず、別途ライセンスを購入してインストールする必要があります。ヘルベチカ ノイエとは、ヘルベチカの改良版で、より洗練されたデザインのサンセリフフォントです。
2. Arial(英語フォント)
- ios,android,Windows, macOS, そして多くのLinuxディストリビューションに標準でインストールされています。アリアルは広く普及しているサンセリフフォントで、多くのシステムにデフォルトでインストールされています。
3."Hiragino Kaku Gothic ProN" と "Hiragino Sans"(日本語フォント)
- これらは日本語フォントで、macOSに標準でインストールされています。
- WindowsやLinuxでは標準では含まれておらず、macOS以外でこれらのフォントを使いたい場合は、アプリやサービスによって提供されるか、別途ライセンスを購入してインストールする必要があります。
4.Noto Sans(日本語android用)
これらはHiragino Kaku Gothic ProN" と "Hiragino Sansに近いandroid用の日本語フォントで、標準でインストールされています。
5. Meiryo(日本語フォント)
- Windows Vista以降のバージョンに標準でインストールされている日本語フォントです。
- macOSやLinuxでは標準では含まれていません。
6. sans-serif
- これはフォントの名前ではなく、ブラウザなどに必ず指定されています
Windowsユーザーの場合は、英語ではArialやSegoe UIが使用され、日本語ではメイリオやUゴシックが使用されることが多いです。