各資格の合格までの期間
そもそもなぜ資格を取るのか?
最大の理由は、 その技術に関する知識を網羅的に体系的に学ぶことができるからです。現在、技術に関する情報は一生かかっても読破しきれないほどあります。そんな情報の海の中からどのようなものが技術習得に必要なものなのかを1から自分で探しに行くことは極めて困難です。
そこで登場するのが資格です。資格はその技術に関する基礎的な知識をあらかじめまとめられているため、学習する範囲を決定しやすいというメリットがあります。
もちろん、資格を取っているだけでは「果たして仕事はできるのか」という証明にはなりませんが、合格するために何度も同じところを学習するため「その範囲の知識を蓄えている」というある程度の証明が可能です。この知識が実際に業務などで触れていくときに頼りになるとっかかりとなってくれます。このとっかかりがあるかないかで、今後のステップの進めやすさに大きな差が出ます。
わかりやすく言うなら、学生時代多くの人がお世話になったであろう某学習教材の宣伝漫画の「ここSゼミでやったところだ!!!」 というイメージです。
勉強方法
全資格共通
スマホに問題集アプリを入れて通学通勤電車の中、終業後の数分という隙間時間で勉強しました。この隙間時間というものは思いのほかバカにはできません。もう一つ全資格共通で行ったのが、「時間制限を設けた問題演習」です。問題演習はしているものの制限時間を設けないでやってしまいがちですが、これも重要です。
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スマホで学習するために
まず、ダウンロードした学習アプリをゲームやSNSが置いてあるページよりも前において、誘惑に飛びつく前にやってしまうという方法をとりました。それでも誘惑に負けてしまうときは、誘惑たちを自分のスマホから削除していました。データはログインすれば復活するのでしばしのお別れです。
誘惑に負け続けると、課金額以上の受験料を払う羽目になるため、自分に対して心を鬼にしてお試しください。 -
制限時間を設けた問題演習
あらかじめ試験のHPなどで試験時間を調査し、問題演習を行うときはタイマーで時間を計りながら取り組んでください。演習でできたはずなのに本番ではボロボロなのは、もしかしたら時間からのプレッシャーに押しつぶされたのかもしれません。この時間によるプレッシャーはなかなか厄介で、事前に準備しておかないと思わぬ凡ミスを招く難敵です。
基本情報・応用情報午前・セキュリティマネジメント共通
過去問道場という過去問をweb上で簡単に演習できるサイトを使用した学習を行いました。無料で数多くの過去問に触れるとこができ、解答後に詳しい解説も閲覧できるため、大変おすすめのサイトです。特に基本情報・応用情報の午前問題、セキュマネは過去問が繰り返し出題されるため、効果を実感できると思います。応用情報午後問題
応用情報の午後問題はほかのものとは異なり「記述式」です。そのため、制限文字数の中で最適な答えを記入するスキルも求められます。必要なのは午後問題に特化した問題集です。やはりここも時間計測を忘れないでください。午後問題は一問当たりの問題文のボリュームが多く、多くの人が苦戦するパートです。心してかかってください。過去問道場が午後問題のサイトもオープンしているようです。リンク集に貼っておきます。
JSTQB
この資格はほかのものとは異なり、民間の資格です。ですが、ある程度のテストの知識をつけることができる資格です。使用したのはテス友という過去問演習アプリと公式から配布されているシラバスです。テス友は、間違えた問題を集中的に繰り返し学習できるほか、解答後にその問題にかかった時間が表示されるため自然と試験時間を意識するようになる学習アプリです。ただその前に、公式から配布されるシラバスは最優先で読み進めることを強くお勧めします。 先ほどのテス友もこのシラバスをベースに出題します。シラバスを読み進めないとなかなか正答率が上がらないため、先に読み進めてしまいましょう。
とはいえ、必要と分かっていてもついつい読むことを忘れてしまって本番の日が近づいてしまっていたということがあると思います。
ここでまたまたスマホの登場です!PDFで配布されているのでスマホにダウンロードすることが可能です。これを通勤時間などの隙間時間にSNSをチェックする前に確認すれば最終的にかなり勉強が進むはずです。
その他の注意
遅刻は厳禁です。特に、CBT試験を採用している資格は、1分でも指定の時間に遅刻すると受験できなくなります。 わたしもセキュマネの試験に遅刻し、再受験のためにまた受験料を払わなくてはいけませんでした。最近は受験料も値上がりしているので注意してください
まとめ
ついつい触りがちなスマホを逆に利用して、合格を勝ち取ってやりましょう!!
リンク集