ファイル名が強制的に大文字になるときの対処
最終更新:2019年2月20日
複数のOSで同一のポータブルデバイスを使っていると、Windowsでファイル名やフォルダ名を変更したときに、なぜか強制的に全て大文字に変更されてしまってイラッとすることがあるんですよね。
だいぶ古い記事ですが症状の出る理由としてはこちら。なってしまったらコピーしてコピー先の名前を変更し、コピー元を削除すればよいのですが、フォルダでファイル数が多いとえらい時間がかかります。
そんな訳で、「コマンド プロンプト」からmove
コマンドを叩いてあげるとディレクトリ属性だけを変更してくれるので一瞬で終わります。以下はファイル/フォルダ名が「OOMOJI」になってしまったものを「komoji」に変更するサンプルです。ちなみにcd /d
は「パスにドライブレターが含まれる場合はカレントドライブを変更してcd」、です。コマンドプロンプトの起動はWindowsキー+R
からcmd
です。
> cd /d D:\OrePortable &rem パスはアドレスバーからコピペが吉 \は¥
> move OOMOJI komoji &rem 「OOMOJI」を「komoji」に変更する
一度これで変更すれば、以降は普通にWindowsエクスプローラーから名前を変更しても大丈夫です。
参考文献
ITメディアエンタープライズ「小文字のファイル名が大文字に勝手に変換される」
https://www.itmedia.co.jp/help/tips/windows/w0490.html
2019年2月20日閲覧