マレーシアIT留学
はじめに
マレーシアでITを学ぶことになった背景と、その動機についてお話しします。最近円安の影響で英語圏の正規留学はほぼ不可能となっているので、マレーシアは最近留学先として知名度を上げています。留学先を迷っている人の参考になれば幸いです。
マレーシア留学を選んだ理由
1.多浪による文系就職の困難さ
3年前、高校卒業後に入った公務員を一年弱で退職。その後1年間浪人しましたが、失敗しました。文系出身の自分には国内で新卒として採用されるのは難しいと感じ、海外留学を考えました。
2.費用、治安面
学費と生活費を合わせても日本の理系私大に上京して通うのと大差なく、治安も悪くなかったのでマレーシアを選びました。
3.学部について
現地就職を見据えて会計学かIT系を選考したいと考えていました。プログラミング未経験でJavaを学びましたが、単位を落としました。しかし、現地学生よりも英語力が劣る自分がどっちが就職できるかを考え、IT系を選び、さらにCSよりも難易度が低いとされるICT学部を選びました。
英語について
1.自分の英語力について
ファウンデーション入学当時、IELTS5前後しかありませんでした。卒業後再度IELTSを受験したところ、5.5ほどでしたが、Speakingは6に上がっていました。微妙に上がりました。おそらくIELTSの勉強をもっとこなせばスコアは上がると思いますが、ただ留学しただけではスコアは思ったより上がりませんでした。
2.まわりの英語力について
現在、ボルネオ島のKuchingにある大学に通っています。周りには日本人留学生がいないため比較できませんが、KLのファウンデーションコースにいた日本人の英語力は高い人もいれば、自分より低い人もいました。現在の周りのマレーシア人や非英語圏の留学生はIELTS6.5から7前後だと思います。ただし、マレーシア人でも高校まで中国語やマレー語で教育を受けていた学生は自分と同じくらいまたは低いと感じます。
3.授業での英語について
レポートやプレゼンは他の学生より下手だと感じますが、ChatGPTや翻訳ソフトでなんとかしのいでいます。ただ授業内容や実験、ポートフォリオ、テストは他の学生よりも理解度は高いと思います。友達に質問しても"I also don't know."という返事が多く、講師に対して質問するのは女子学生が多い印象です。適当な学生が多いため、勉強量で差をつけると技術面で現地生や他の留学生を圧倒できると感じます。
勉強量
毎日最低4,5時間ほど勉強しています。学期末はレポートやポートフォリオ、実験に取り組んでいます。学期末の大きな課題の提出期限前は寝る時間以外ずっと課題をしています。留学中の特別な思い出はなく、自室と図書館と近くのショッピングモールで飯を食う毎日が続いています。正直何やってるんだろうと感じます。
将来について
大学卒業後は、マスターに直接進むか、日本か東南アジアでエンジニアとして就職し、お金を貯めて英語圏の一年制マスターにアプライしたいと考えています。具体的にどこで働きたいかはまだ決まっていませんが、日本か東南アジアで働けたら良いなと思っています。特にシンガポールが希望ですが、現実的かどうかは分かりません。
最後に
今後、授業内容や、マレーシアや日本での就活について順次アップデートしていきたいと考えています。