HP電卓
1.第一の特徴 RPN
逆ボーランド記法
2.プログラミング可能
短大 (1993年) に入ったころには CASIO の電卓でも簡易なプログラミングが組めました。
3.グラフ電卓
最近の流れで、関数電卓の画面が大きくグラフが表示できるものが一般的になってきました。
4.その他
以前はシリアルポートや、外付けプリンターが接続可能、赤外線通信などが高機能電卓の特徴であったが、最近の高機能電卓は USB 接続できる、SD カードが使える、SD カードでファームウェアのアップデートができる、
エミュレータの入手先 (on Windows)
HP公式ではあるが、既に公開されなくなったものもある。
HP Prime
HP 50g や、HP 39gII のモノクログラフ電卓を高速化、カラー化した進化版。
HP よりエミュレータが配布中。
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HP-related Programs for PC and MAC Search欄で
prime
を検索 - HP Prime Pro (Microsoft Store)
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HP Prime Virtual Calculator Emulator (64-bit)
2025-01-31 版が最新。
なんかないかなぁと媒介変数のグラフを書いてみた。
f1(T):カージオイド (青)
f2(T):対数螺旋 (赤)
f_1(T)
\left\{
\begin{align}
X1(T)&=(1+\cos(T))*\cos(T)\\
Y1(T)&=(1+\cos(T))*\sin(T)\\
\end{align}\right.
f_2(T)
\left\{
\begin{align}
X2(T)&=e^T*\cos(10T)\\
Y2(T)&=e^T*\sin(10T)\\
\end{align}\right.
左上の[Apps]キーを押して、パラメトリック (媒介変数) を選択
以下のような式を入力するとして[Plot]を押す
フルスクリーンにするとこんなに大きくグラフを表示できますが、画素数は増えませんね。
マウスでぐりぐりドラッグしたり、[メニュー]→[ズーム]でグラフの表示位置を変更できます。
[Symb]を押すと式の表示に戻ります。
[Apps]から"グラフ3D" を選んで式を入力 $FZ1(X,Y)=\sin4x+\cos4y$
[Plot]を押すと3Dグラフもマウスでぐりぐり可能です。
波紋のような形。分割数が少ないから先端が切れてますね。
$z=\dfrac{2\sin(\sqrt{x^2+y^2})}{\sqrt{x^2+y^2}}$
$z=\dfrac{2\sin(\sqrt{x^2+y^2})}{\log_{10}(\sqrt{x^2+y^2})}$
媒介変数の3次元グラフは無理みたいですね。CASIO fx-CG50 辺りはできるみたいですけど。
右側の[CAS]を押して、CASモードで円周率を計算してみる。
Bellard の式 を計算させてみた。n=0~352 にすると分数では計算できるけど、小数に変換できない(@_@)
n=0~351 なら計算可能
ちなみにn=0~3 で12桁までは合ってる。(その上は N=2 までの結果)
微積分
下から4つ目なんかおかしいと思ったら、大文字と小文字の違いか。
そして、一番下の微分はおかしいな。
$(e^x \sin^{-1}x)' = e^x(\dfrac{1}{\sqrt{1-x^2}}+\sin^{-1}x)$ らしいです by WolframAlpha
あぁ、逆正弦関数は arcsin じゃなくて asin と書かないといけないのか。
そして、LN(LN(X))' って書いてると、(LN(X))' に LN したものに見えるだけど全体を微分したもの。
HP 39gⅡ
RPN 入力なし、
ftp://ftp.hp.com/pub/calculators/39gII/
HP 50g
モノクログラフィック電卓
https://web.archive.org/web/20180319012753/http://www.calculatrices-hp.com/index.php?page=emulateurs
ダウンロードファイルのバージョンは 3.1.30 ですが、about 表示は3.1.29 です
一部キー配置は違ってましたが、実機 (50g) で 49 用のテトリスで遊んでました。
グラフ表示機能のある電卓アプリ
1.https://www.rinearn.com/ja-jp/processor/
3D グラフの描画部分を抜き出したもの? RINEARN Graph 3D
2. 関数グラフソフト GRAPES