どうも PSS がちょいちょい狂ったり BME-280 が見えなくなったりするので GPS レシーバの設定を調整する。
BN-880 を設定する。 の詳細、リトライ版。
以下、UART1 (1) の入出力設定を変更する。
ちなみに番号とインターフェイスの対応は
0:I2C, 1:UART1, 2:UART2, 3:USB, 4:SPI
CFG (Configuration) を選び設定を初期化
Revirt to default configuration を選択し右側の Devices の全てを選択。
左下の Send をクリック。
一旦ケーブルを抜いて GPS レシーバをリセット。
受信衛星を選択
GPS (SBAS, QZSS), Galileo, GLONASS を選択。
BeiDou (北斗) は受信しないので Enable を外し 0 にしておく。
IMES は屋内用 (ビルの中、地下街など GPS を受信できないところ向けの信号) の信号なので同じく Enable を外し 0 に。
Galileo の max は 10 に増やしておく。
QZSS の L1S も受信できるのでチェックを入れておく。
左下の Send
MSG (Messages) の 01-30 NAV-SVINFO を選択
UART1 を選択し Send
捕捉した衛星の情報を u-box 形式で送信する (NEMA 形式で送れないものを含む)
GPS レシーバーから送信するメッセージを選択
Protocol: 0 - UBX を選択
Target 0(I2C), 1(UART1), 2(UART2), 3(USB), 4(SPI)
のうち、1 の ALL を選択して Send。
Protocol: 1 - NEMA を選択
1 の ALL を選択して Send。
※必要でないかも?よく分からない。
PPS の設定
PPS が同期していない間は 10Hz のデューイ比 1:9 のパルスを出力し、同期すると 1Hz とデューイ比を 1:1 のパルスを出力する。
Rising Edge on TOS のチェックを外す (キャプチャでは入れ忘れました。時刻を立ち上がりにするか、立下りにするか。)
捕捉する衛星の仰角を指定
Min SV Elevtion を 25° に。
低いところの衛星の電波は長い距離を伝わってくる (=大気の影響を大きく受ける) & マルチパスになって精度が下がるため低緯度の衛星は排除する。(どの程度衛星を捕捉できるかで調整する)
通信プロトコルと通信速度を設定。
Target 1 - UART1
in/out は UBX + NEMA
Baudrate 115200
に設定して Send
PMS (Power Management Setup)
Raspberry Pi は電源環境が厳しいので 0 - Full Powe ではなく 1 - Balanced (デフォルト) に設定する。
RXM (Receiver Manager)
ここにも 1 - Power Save Mode との表示があるのでそうしておく。(デフォルト値 0 - Continuos mode)
保存!
Save current configuration を選択し send
これで、電源を切っても設定が保存される。(これをするまでは保存されない)