ファームウェアダウングレード
ヤフオクで3Dプリンターを12,800円(税込・送料込)で、落札し、入手しました。
ファームウェアのバージョンは、 1.3.4 です。これを 1.1.J にダウングレードします。
必要なもの
- da Vinci 1.0
- Windows 10 パソコン
- USBケーブル
- 特殊ドライバー
- ピンセット等
ファームウェアの入手
次のページからファームウェアを入手します。
http://www.wctek.com/shop/content/11-repository
今回、書き込みツールも同梱されているDAVINCI_1_0_RESET.zip を選びました。
ダウンロードし、C:\DAVINCI_1_0_RESET へ解凍します。
3Dプリンターのファームウェアリセット(完全消去)
ファームウェアを書き換えるために、3Dプリンターのファームウェアをリセットします。
このリセットを行うとファームウェアが完全消去され、初期化されます。
電源をオフにして、裏蓋をあけます。裏蓋は特殊ネジで、固定してあり、上部真ん中にツメがあります。
裏蓋をあけたら、リセット用のジャンパーピンを探します。JP1(またはJP37?)と印刷されているのがそれです。
リセット用のジャンパーピンをピンセットなどでショートさせたまま、電源をオンにし、5秒間待ち、電源をオフにします。これで、リセットが完了です。
再び電源をオンにすると、LCDには、黒い帯が表示されたままになります。
パソコンとの接続
3DプリンターとパソコンとをUSBケーブルで接続すると、デバイスマネージャーで"Bossa Program Port"として、自動認識します。ここで、COMポート番号を控えておきます。
ファームウェアの書き込み
コマンド プロンプトを開き、cd C:\DAVINCI_1_0_RESET で、カレントディレクトリを移動し、次のコマンドを実行します(今回、COMポート番号は、COM14です)。
bossac -p COM14 -R -e -w -v -b 3DP01_FW_V1.1.J.bin
正常に書き込みが完了すれば、デバイスマネージャーで"XYZprinting da Vinci"として自動認識されます。
バージョンの確認
自動アップグレード
XYZwareを利用していると、ファームウェアアップグレードの確認ダイアログが出てきますので、「いいえ」で、キャンセルします。
おわりに
これで、ファームウェアを自由に書き換えることが可能になりました。お好きなバージョンのファームウェアに書き換えたり、カスタムファームウェア(Repetier-Firmware-4-Davinci)に書き換えたりすることができます。