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【( ..)φメモメモ】基盤地図情報数値標高モデルのファイル名について

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数値標高モデル

数値標高モデルは、標高のメッシュデータです。
5mメッシュ及び10mメッシュの2種類のデータがあります。

ファイル分割と命名規約

数値標高モデルのメッシュデータは、3次メッシュ単位(5mメッシュ)及び2次メッシュ単位(10mメッシュ)で分割されています。

ファイル名の命名規約は次の通りです。

  • 5mメッシュファイル名
    FG-GML-[1次番号]-[2次番号]-[3次番号]-[名称]-[yyyymmdd].xml
  • 10mメッシュファイル名
    FG-GML-[1次番号]-[2次番号]-[名称]-[yyyymmdd].xml
項目 説明 備考
1次番号 緯度を2/3°ずつに分割した2桁の番号に、経度の下2桁を結合した番号 4桁の数字
2次番号 1次メッシュを緯度経度をそれぞれ8分割した2桁の番号 8進数表記
3次番号 2次メッシュを緯度経度をそれぞれ10分割した2桁の番号 10進数表記
名称 DEM5A,DEM5B,DEM5C,DEM10A,DEM10Bの順に精度が高い 大文字小文字を区別しない

計算式(1次番号、2次番号、3次番号)

Excel関数を例に、緯度・経度から1次番号、2次番号、3次番号を求める計算式を次に示します。

緯度メッシュ番号=INT(緯度*120)
経度メッシュ番号=INT((経度-100)*80)

緯度3次番号=MOD(緯度メッシュ番号,10)
経度3次番号=MOD(経度メッシュ番号,10)

緯度2次番号=MOD(INT(緯度メッシュ番号/10),8)
経度2次番号=MOD(INT(経度メッシュ番号/10),8)

緯度1次番号=INT(緯度メッシュ番号/80)
経度1次番号=INT(経度メッシュ番号/80)
1次番号 = TEXT(緯度1次番号, "00") & TEXT(経度1次番号, "00")
2次番号 = TEXT(緯度2次番号, "0") & TEXT(経度2次番号, "0")
3次番号 = TEXT(緯度3次番号, "0") & TEXT(経度3次番号, "0")

まとめ

経度・緯度からメッシュ番号を計算し、ファイル名を求めることができます。
データ取得の優先順は、DEM5A,DEM5B,DEM5C,DEM10A,DEM10Bの順にするとよいでしょう。
尚、名称は、大文字小文字を区別せずに検索する必要があります。

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