ネタ記事です。
Suburb Neighborhood House Pack
筆者はUnity素人ですが、3Dでリアルな街並みを作れないかなと
"Suburb Neighborhood House Pack"1というアセットを買いました。
これは以下の通り、北米あたりの郊外の街並み(家や家具、庭、木、道路など)のアセットです。値段は高めですが、その分クオリティは高く人気があります。(筆者は$98で購入)
- Asset Storeのページで紹介されている画像1


以下、勝手ながら筆者が使ってみての感想(レビュー)を書きたいと思います。
アセットのクオリティがとても高い
まず第一に、クオリティが重視されているアセットです。オブジェクトの形状・質感・光沢など、数あるハウスアセットの中でも、よりリアリティを追求して作られていると感じました。ユーザーレビューでは9割のユーザーが⭐︎5をつけるほどで、コメントでもクオリティについて高く評価されていることがわかります。
家具やオブジェの種類は家4, 5軒分くらい
次にオブジェクトの数量ですが、種類は大体4, 5軒分くらいのバリエーションがある思います。ただこれも物によりで、車に関しては2台(赤・グレー)です。以下はグレーの車を置いているところです。

家具は種類が豊富で、カーテンや写真立てのような小物も種類があるので面白いです。ただし全て洋風になります。

インテリアだけではなく、ガーデニングのオブジェクト(花やポット、フェンスなど)も充実しています。


家は外観だけのオブジェクトで、内部を作るには外壁を組み立てる必要がある
買うまで知らなかったのですが、すでに形ができている家は外観だけのもの(1つのオブジェクト)です。例えば、上のグレーの車を置いた家は外観だけのオブジェクトです。外観だけなので内側に入ることはできません。内側を作りたい場合は、外壁・内壁のオブジェクトがあるので、それらを使って家自体を組み立てることになります。以下は作りかけの家なのですが、カーソルの当たっているのが外壁のオブジェクトです。壁にも窓付きのものなど複数の種類があり、カスタマイズすることができます。

オブジェクトの種類が多く、配置は結構大変
オブジェクトの種類が多く、一から家を作ろうとすると、配置だけでも中々大変だと思います。また、使い方がわかりにくいオブジェクトも幾つかあります。Ceilingという透明なオブジェクトがあるのですが、最初何に使うのか分かりませんでした。Ceilingはその名の通り天井のオブジェクトで、下から見たときだけ色がついており、天井に配置して内装を整えるものでした。ただAssetsの一覧だと透明に見えます。


クオリティが高いため処理が重くなる可能性がある
クオリティが高いアセットに共通していますが、処理が重くなるといったパフォーマンスに影響する可能性があります。またGPUに載せる場合はメモリ消費が大きいほうだと思います。詳しくないのですが、実際はゲーム用途よりも個人でハウスアセットを楽しむ人向けだと思っています。
NullReferenceExeptionが出ている
アセットのものだと思いますが、筆者の環境では2件の参照エラーが出ています。筆者の用途では今のところ問題はないのですが、気になる場合は事前に調べておいた方が良さそうです。

以上です。"Suburb Neighborhood House Pack"は時間をかけてでもリアルな住宅をスクラッチで作りたいユーザーに向いているアセットでした。
Unity 2023.1.18f1
macOS Sonoma 14.5