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Salesforce基礎:Salesforce Platform基礎知識

Last updated at Posted at 2021-03-16

##試験時よく出た会社
 1.Cloud Kicks:運動シューズカスタムス会社、複雑な注文作成および履行プロセスの合理化を目指す
 2.Ursa Major Solar:再生可能エネルギー(太陽能)会社、全国の営業とカスタマーサービスを管理するつもりです。
 3.Get Cloudy Consulting:CRM専門会社、salesforceを利用して、既存顧客と見込み客を管理し、新しいイノベーションを探します。
 4.DreamHouse Realty:不動産取引会社、住宅販売効率化を目指す。
##Salesforceアーキテクチャ
image.png

##基本知識
salesforceはメタデータ駆動型アーキテクチャに依存している。
メタデータ:コード、オブジェクト、設定、アプリケーションなどすべてはメタデータ
※オブジェクト中に保管しているデータ以外は全部メタデータを考えていいです。

オブジェクト:テーブル全体のこと。
 ・標準オブジェクトは、Salesforce に含まれるオブジェクトです。取引先、取引先責任者、リード、商談などの一般的なビジネスオブジェクトは、すべて標準オブジェクトです。
 ・カスタムオブジェクトは、会社や業種に固有の情報を保存するために作成するオブジェクトです。
項目(フィールド):列のこと。
レコード:行のこと。

###標準オブジェクト

標準オブジェクト名 英語表記 標準オブジェクト
の利用用途、
 オブジェクトに
保存するデータの例
主従関係 参照関係(参照する) 参照関係(参照される)
取引先 Account 取引先の企業情報、競合会社、パートナーなどのビジネスに関係する組織や個人に関係する情報を保存します。 ユーザ、
D&B 企業
リード、
取引先責任者、
取引先チームメンバー、
商談、
商談 取引先責任者の役割、
納入商品、
注文、
ケース、
エンタイトルメント、
サービス契約、
契約、
サービスリソース、
パートナー資金リクエスト、
パートナーマーケティング予算、
パートナ資金割り当て、
パートナ資金要求、
チャネルプログラムメンバー、
チャットのトランスクリプト、
認証フォーム同意
取引先責任者 Contact 取引先の担当者や顧客の個人情報を保存します。 取引先 キャンペーンメンバー、
ケース、
サービス契約、
契約、
商談 取引先責任者の役割、
注文、
認証フォーム同意、
納入商品
D&B 企業 DandBCompany 取引先またはリードが追加または更新されると、D&B 企業レコードが作成され、Dun & Bradstreet の業種、財務、および競合情報に関する 100 を超える項目が含まれています。 取引先、
リード
リード Lead 見込み顧客情報、見込み商談情報を保存します。 取引先、
キャンペーン、
D&B企業
キャンペーンメンバー、
重複レコード項目、
問い合わせ要求、
行動、
ToDo
ケース Case 顧客からお問い合わせ、質問等を保存します。 取引先、
取引先責任者、
エンタイトルメント、
商品、
納入商品、
営業時間、
サービス契約
プロセス例外、
行動、
問い合わせ要求、
ToDo、
メールメッセージ、
作業指示
キャンペーン Campaign ダイレクトメールによる販売促進、Web セミナー、展示会など、マーケティングキャンペーン情報を保存します。 キャンペーンメンバー、
親キャンペーン
リード、
商談、
行動、
ToDo、
キャンペーンメンバー、
メールメッセージ
商談 Opportunity 販売または保留中の取引である商談情報を保存します。 見積
(見積有効必要)
取引先、
キャンペーン、
テリトリー、
価格表、
見積、
契約
商談 取引先責任者の役割、
商談チームメンバー、
商談商品、
注文
商談商品 OpportunityLineItem 商談対象の商品情報を保存します。 商談、
商品
納入商品 Asset 商談が成立し、顧客へ納入した商品情報を保存します。 納入商品ソリューション、
納入商品状態期間、
コミュニケーション登録タイミング
納入商品、
商品、
取引先責任者、
取引先、
ユーザ
メールメッセージ、
作業指示、
作業指示品目、
ToDo、
行動、
エンタイトルメント、
ケース、
契約品目名
契約 Contract 取引先に関連付けられた契約情報、業務上の合意情報を保存します。 取引先責任者、
取引先、
価格表、
ユーザ
メールメッセージ、
注文、
商談、
ToDo、
行動
注文 Order 契約または取引先に関連付けられた注文情報を保存します。 取引先、
取引先責任者、
注文、
見積、
契約、
商談、
価格表、
ユーザ、
グループ
支払グループ、
メールメッセージ、
注文商品、
行動、
ToDo、
作業指示品目
ソリューション Solution 顧客の問題とその問題の解決策についての詳細な情報を保存します。 ユーザ メールメッセージ、
行動、
ToDo
商品 Product2 Salesforce組織で販売している商品情報を保存します。 外部データソース、
ユーザ
商談商品、
注文商品、
納入商品、
商品消費スケジュール、
メールメッセージ、
行動、
ToDo、
ケース、
価格表エントリ、
契約品目名
価格表 Pricebook2 Salesforce組織が販売する商品のリストを記載した価格情報を保存します。 ユーザ 注文、
作業指示、
商談、
サービス契約、
契約、
価格表エントリ
アイデア Idea 既存の商品またはプロセスに対する拡張の提案など、ユーザがコメントまたは投票できるアイデア情報を保存します。
ユーザ User Salesforce組織のユーザアカウント情報を保存します。
ToDo Task 営業活動などのToDo情報を保存します。 契約、
注文、
キャンペーン、
取引先、
商談、
商品、
納入商品、
ケース、
ソリューション、
見積、
作業指示、
作業指示品目、
エンタイトルメント、
サービス契約、
契約品目名、
コーチング、
目標、
総計値、
納入商品リレーション、
リストメール、
問い合わせ要求、
画像、
コミュニケーション登録の同意、
法人、
関係者の同意、
プロセス例外、
取引先責任者、
リード、
ユーザ、
カレンダー、
グループ
行動 Event 営業活動などの日々の行動情報を保存します。 契約、
注文、
キャンペーン、
取引先、
商談、
商品、
納入商品、
ケース、
ソリューション、
見積、
作業指示、
作業指示品目、
エンタイトルメント、
サービス契約、
契約品目名、
コーチング、
目標、
総計値、
納入商品リレーション、
リストメール、
問い合わせ要求、
画像、
コミュニケーション登録の同意、
法人、
関係者の同意、
プロセス例外、
取引先責任者、
リード、
ユーザ、
カレンダー
メールメッセージ EmailMessage Salesforce のメールを表します 契約、
注文、
キャンペーン、
取引先、
商談、
商品、
納入商品、
ケース、
ソリューション、
見積、
作業指示、
作業指示品目、
エンタイトルメント、
サービス契約、
契約品目名、
コーチング、
目標、
総計値、
納入商品リレーション、
リストメール、
問い合わせ要求、
画像、
コミュニケーション登録の同意、
法人、
関係者の同意、
プロセス例外、
ケース

###カスタムオブジェクト
自定義のオブジェクト(テーブル)、項目(フィールド)追加可能
###項目

データ型 説明
自動採番 あなたが定義した表示形式を使用するシステム生成の連番。この番号は、新しいレコードが追加されるごとに自動的に増えます。
数式 あなたが定義した数式から値を抽出する参照のみの項目。この数式項目は、いずれかのソース項目が変更されたときに更新されます。
積み上げ集計 関連リストに表示されるレコードにある項目の合計値、最小値、最大値、あるいはレコードの件数を表示する参照のみ項目です。項目作成した後、編集から[計算オプション]で集計刷新タイミング変更可能
外部参照関係 データが Salesforce 組織の外部に保存されている外部オブジェクトにこのオブジェクトをリンクするリレーションを作成します。
参照関係 このオブジェクトと別のオブジェクトをリンクするリレーションを作成します。この項目によって、ユーザはルックアップアイコンをクリックして表示されるポップアップリストからレコードを選択できます。リストには指定したオブジェクトのレコードが表示されます。
主従関係 以下の場合、このオブジェクト (子、つまり「従」) と別のオブジェクト (親、つまり「主」) 間で特別な主従関係を作成します。
この項目をすべての従レコードで必須項目とする。
従レコードの所有権と共有を、主レコードによって決定する。
主レコードを削除すると、すべての従レコードも削除する。
主レコードに積み上げ集計項目を作成して、従レコードを集計する。
この項目によって、ユーザはルックアップアイコンをクリックして表示されるポップアップリストからレコードを選択できます。リストには主オブジェクトのレコードが表示されます。
URL Web サイトのアドレスを入力できます。ユーザがこの項目をクリックすると、その URL が、別のブラウザのウィンドウに表示されます。
チェックボックス True (チェック) また False (チェックなし) の値を入力できます。
テキスト 文字列と数値のどちらも入力できます。
テキスト(暗号化) 数字や文字を任意の組み合わせで入力し、暗号化して保存できます。
テキストエリア 複数行にわたって、255 文字まで入力できます。
パーセント 「10」などのパーセントを表す数値を入力できます。また、パーセント記号が自動的に数値に追加されます。
メール メールアドレスを入力できます。入力されたアドレスは、入力形式が正しいかどうかが検証されます。クリックすると、自動的にメールソフトが起動され、メールを作成して送信できます。
テキストエリア (リッチ) ユーザに、書式設定済みテキストの入力、画像とリンクの追加を許可します。複数行に分けて最大 131,072 文字です。
ロングテキストエリア 複数行にわたって、131,072 文字まで入力できます。
時間 ユーザがローカル時刻を入力できます。たとえば、「2:40 PM」、「14:40」、「14:40:00」、および「14:40:50.600」はすべてこの項目で有効な時刻です。
数値 数値を入力できます。先頭の 0 は削除されます。小数点以下していして、四捨五入
選択リスト あらかじめ設定されたリストから値を選択する項目です。
選択リスト (複数選択) ユーザは定義されたリストから複数の値を選択可能です。
地理位置情報 場所を定義できます。緯度および経度コンポーネントを含め、距離の計算に使用できます。
通貨 ドルまたはその他の通貨で金額を入力でき、自動的に通貨形式の金額にします。この形式は、エスクポート後の Excel や他のスプレッド形式のデータでも有効です。
電話 電話番号を入力できます。自動的に電話番号形式にします。
日付 日付を直接入力することも、ポップアップのカレンダーから選択することもできます。
日付/時間 日付/時間を直接入力することも、ポップアップのカレンダーから選択することもできます。ポップアップから選択した場合は、選択した日付とそのときの時間が日付/時間項目に入力されます。

###項目の設定
「項目レベルセキュリティ」ボタン 該当項目よりプロファイル別の権限設定
「項目アクセス許可の参照」ボタン 該当オブジェクトの項目を選択して、項目のアクセス権が見える、「必須項目」の場合「ページレイアウト」だけ変更可能、それ以外はアクセス権限修正可能

##Sandbox の種別
###Developer Sandbox
  隔離された環境での開発とテストを目的としています。Developer Sandbox には、本番組織の設定 (メタデータ) のコピーが含まれます。
###Developer Pro Sandbox
  隔離された環境での開発とテストを目的としており、Developer Sandbox より大きなデータセットをホストできます。Developer Pro Sandbox には、本番組織の設定 (メタデータ) のコピーが含まれます。Developer Pro Sandbox は、より多くの開発および品質保証作業の処理や、インテグレーションテスト(整合テスト)またはユーザトレーニングに使用します。
###Partial Copy Sandbox
  テスト環境として使用されることを目的としています。この環境には、本番組織の設定 (メタデータ) のコピー、および Sandbox テンプレートで定義されている本番組織のデータのサンプルが含まれます。Partial Copy Sandbox は、ユーザ受け入れテスト、インテグレーションテスト(整合テスト)、トレーニングなどの品質保証作業に使用します。
###Full Sandbox
  テスト環境として使用されることを目的としています。パフォーマンステスト、負荷テスト、およびステージングをサポートするのは Full Sandbox のみです。Full Sandbox は、すべてのデータ (オブジェクトレコード、添付ファイルなど) とメタデータを含む、本番組織の複製です。Full Sandbox は更新間隔が長いため、開発には向いていません。
Sandbox テンプレートを適用し、Sandbox にテストやその他のタスクに必要なレコードのみが含まれるようにすることをお勧めします。
Full Sandbox を作成する場合、どの程度の項目追跡履歴および Chatter 活動を含めるかを決める必要もあります。
デフォルトでは項目追跡は省略されますが、180 日までの項目追跡を含めることができます。本番組織で多くのオブジェクトの項目履歴を追跡している場合は、過剰な量のデータが生成されないように少ない日数を指定します。
Chatter 活動データは非常に大きい場合があり、Full Sandbox のコピー時間が大幅に増える可能性があります。
コピーする項目追跡の量を制限し、使用事例のテストに必要な場合にのみ Chatter データをコピーします。

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