はじめに
初心者がAWSの基礎知識を備忘を含め書きます
間違いあればご教示いただきたく
AWSとは
「Amazon Web Services」はAmazonが提供するクラウドコンピューティングサービスの総称です。
インターネット経由でサーバー、データベース、ストレージ、ネットワーク、AIなどのさまざまな機能を利用できます。
そのため、物理的なサーバーを購入・管理せずに、必要なリソースをレンタルしてアプリやWebサイトを動かせる のが特徴です。
また、クラウドサービスとは、自分のPCにデータやソフトウェアを保存せず、インターネット経由で様々な機能を利用できる仕組みのことを指します。
VPC
「Virtual Private Cloud」の略
AWS内でVPCというプライベートな領域を作り、その中で自由にネットワークを作成できます
VPCを作成する際には、まずIPアドレスの範囲(CIDRブロック)を指定します。
VPC内では、異なるネットワークを「サブネット」 として分割できます。
サブネットを分割する理由の一つとして、セキュリティ対策があり、
パブリックサブネット(インターネットからアクセスできるサーバーを配置)
プライベートサブネット(データベースなど外部に公開しないサーバーを配置)
のように使い分けることが一般的です。

EC2
「Elastic Compute Cloud」の略
EC2では仮想のコンピュータのスペック(CPUやディスク容量など)を指定しサーバを構築します
作成した各サーバの個体をインスタンスと呼びます
インスタンスの作成の流れは以下になります
リージョンの選択
AWSマネジメントコンソールにログインし、インスタンスを配置したいリージョンを選びます。
リージョンとは、AWSのデータセンターがある地理的なエリアのことです。
リージョン内には 「アベイラビリティゾーン(AZ)」 と呼ばれる複数のデータセンターがあり、
冗長構成が整えられています。
このため、特定のゾーンで障害が発生しても、別のゾーンに切り替えてシステムを継続できます。
AMIの選択
インスタンスにインストールするオペレーティングシステムやソフトウェアのテンプレートであるAMIを選択します。
自分は現時点(2025/2/9)で最新のAmazon Linux 2023を選択しました
インスタンスタイプの選択
インスタンスタイプとは仮想マシンのスペックのことです(CPU、メモリ、ストレージ、ネットワーク性能など)
用途や予算に応じて適切なタイプを選択してください。
Route53
Route 53 は、AWSが提供するフルマネージド型のDNSサービス です。
主な役割は、 「ドメイン名(google.com)をIPアドレス(173.194.222.106)に変換する」 ことです。
また、Route 53 には以下のような機能もあります
ドメインの取得・管理(AWS上でドメインを購入可能)
トラフィックルーティング(負荷分散やリージョンごとの最適なサーバーへの振り分け)
ヘルスチェック(サーバーの死活監視)
「フルマネージド型」とは、サーバーのセットアップやソフトウェアのインストールなどをユーザーが行う必要がなく、管理に専念できるサービスを指します。

RDS
「Relational Database Service」の略
RDSはフルマネージド型のリレーショナルデータベースサービスです。
MySQLやPostgreSQLなどのDBが使用できデータのバックアップ・セキュリティ対策も自動でできます
ELB
「Elastic Load Blancing」の略
AWSの負荷分散(ロードバランサー)サービスです。
Webサイトやアプリケーションに多くのアクセスが集中すると、1台のサーバーでは処理しきれずパフォーマンスが低下する可能性があります。
ELBを使うと、複数のEC2サーバーにアクセスを自動で分散し、サイトの負荷を軽減できます。
また、1台のサーバーがダウンしても、自動的に他のサーバーに振り分けることで、システムの高可用性を確保できます。
最後に
AWSは覚えることがたくさんありますが、実際に手を動かして実装するのが一番理解しやすいと思いました
自分もまだまだですが、繰り返し学習していこうと思います