RSpec FactoryBotについて

はじめに

Railsでテストをする際に使用するRSpec FactoryBotの基本的な使い方を備忘を含め書きたいと思います。
間違いなどありましたらコメントお願いいたします。

RSpecとは

RSpecは、Rubyや Railsの代表的なテストフレームワークの一つです。

特徴

describeやcontextでテスト構造を定義
itを使ってテストケースを定義
expectを使って期待する結果を検証

こちらの記事がとてもわかりやすかったです。

FactoryBotとは

FactoryBotは、テストデータを簡単に作成するためのライブラリです。データベースに手動でレコードを作成する手間を省くことができます。

FactoryBotの使い方

テストデータの作成

spec/factories/の階層にUserモデルならusers.rbという形でファイルを作成します

FactoryBot.define do
  factory :user do
    name { "テストユーザ" }
    email { "[e-mail]" }
  end
end

テストデータの使用

RSpecのテストで作成したデータを使用します。
このRSpecのコードは、Userモデルのインスタンスがバリデーションを通過するかをテストしています。

RSpec.describe User, type: :model do
  it "ユーザーが有効であること" do
    user = FactoryBot.build(:user)
    expect(user).to be_valid
  end
end

letを使用する場合

createとbuildの違い

let(:user) { FactoryBot.create(:user) } # データベースに保存
let(:user) { FactoryBot.build(:user) } # メモリ上のオブジェクト

RSpecとFactoryBotを活用すると、テストデータの作成が簡単になり、テストの可読性や保守性が向上します。