Rails アプリの雛形作成についてまとめます
rails new コマンド
Railsで新規アプリケーションを作成する際に使用します。このコマンドを実行することで、Railsアプリケーションの雛形が作成されます。
# Railsアプリケーションを作成
% rails new アプリケーション名
rails newコマンドで雛形を作成するときには、以下の2つの指定を行います。
-使用するRailsのバージョンの指定
-オプションの指定
使用するRailsのバージョンの指定
# Railsのバージョンを指定してアプリケーションを作成(6.0.0の場合)
% rails _6.0.0_ new アプリケーション名
オプションの指定
# オプションを付けてアプリケーションを作成
% rails _6.0.0_ new アプリケーション名 -オプション名
-dディーオプション
作成するアプリが利用するデータベースの管理システムの種類を指定できます。
# データベース管理システムにmysqlを指定
% rails new アプリケーション名 -d mysql
例えば
# Railsのバージョン6.0.0を用いて、FirstAppを作成
% rails _6.0.0_ new first_app -d mysql
となります。
データベースの作成
コマンドを利用して、アプリケーションで使用するデータベースを作成
database.ymlの編集
Railsアプリケーションのデータベースの設定ファイル
※configというディレクトリ内にあり
database.ymlを編集することで、データベースの設定を運用環境ごとに変更できる仕組みになっています。
データの保存形式を変更するためにこの作業を行います。
defaultの下にencoding: utf8mb4という記述があるので、こちらをencoding: utf8へ変更
※Ruby on Railsのこちらのバージョンでは、データの保存形式が絵文字等に対応したものの、自動生成されるマイグレーションでは絵文字対応を想定しておらず、互換性がないため
# encoding: utf8mb4
encoding: utf8
コマンドを実行してデータベースを作成
# データベースの作成
% rails db:create
ブラウザでアプリを確認
# ローカルサーバーを起動
% rails s
http://localhost:3000 へアクセス