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スマホアプリサービスを作っている人必見!! AIをスマートフォンで使うメリット

Last updated at Posted at 2023-03-14

サービス提供者にもユーザーにもメリットが大きい

(参考画像:yolov5 のリポジトリより)

スマートフォン上でもAIは動かせます。
スマートフォンにAIを搭載する方法は、サーバーで実行するAIに比べ多くのメリットがあります。

【比較図:サーバー上のAI】

【比較図:スマートフォン上のAI】

メリット1:実行速度が速い

スマホ上でAIを実行すれば、端末とサーバーのデータ通信の時間を省略でき、ユーザーにストレスを与えることなく高速で実行できます。

メリット2:サーバー代がかからない

スマホ上のAIが使うのはユーザーのスマホのCPU/GPUであり、バッテリーです。
サーバーのAIはサービス提供者の電気代を消費し、クラウド上に設置すると使うほど大量のコストがかかります。
ユーザーが増えれば増えるほど、サービス提供者はサーバー代を支払わなくてなりません。
これに比べスマホAIでは、サービス提供者はAIの実行コストを1円も払う必要がありません。

メリット3:個々のユーザーに最適化したサービスが作りやすい

スマホ上のAIはユーザーの手元にあり、ユーザーデータにアクセスしやすい環境で学習も可能なので、個々のユーザーに最適化したAIサービスにカスタマイズしやすいメリットがあります。

メリット4:オフラインでの利用

スマホ上でAIを実行することで、ネットワークに接続されていない場所でもアプリケーションを利用できます。このため、オフラインでの利用が可能になり、ユーザーエクスペリエンスが向上します。

メリット5:プライバシーの向上

データをクラウドに送信する必要がなく、プライバシーが保護されます。
スマホ上でAIを実行する場合、ユーザーの個人情報や機密情報を外部に送信することなく、処理を実行できます。

スマホにAIを組み込む方法

たとえば、iPhoneなどのiOSアプリにAIを取り込むには、AIをCoreMLというファイル形式にしてアプリに組み込みます。

さまざまなAIのCoreMLファイルは以下のリンクから入手できます。
ちなみに僕が全部変換しました。

たとえば、以下のようなAI機能がスマホで使えます。
これらをどのようにビジネスやサービスに活かすかはあなた次第です。

画像分類

写真に写っているものが何かを分類できます。

物体検出

スマホのカメラに写っているものの種類と位置がわかります。
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セグメンテーション

画像に写っているものの輪郭を取れます。

消しゴム機能

塗り潰した場所のものを背景に置き換えます。

超解像

画質の低い画像を綺麗にします。

画質強化

照明の悪い画像などを綺麗にできます。

画風変換

アニメ風などに変換できます。

画像生成

文章を入れて画像を作ることができます。

🐣


フリーランスエンジニアです。
もし以下のようなご要望をお持ちでしたらお気軽にご相談ください。
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機械学習やAR技術を使ったアプリケーションを作っています。
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