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AIにフリー素材の人物画像を学習させていろんな画像を生成する

Last updated at Posted at 2023-03-20

自分好みのフリー素材画像を作る

00049-1383593218.png

フリー素材の画像って便利ですよね。
商用利用できるので、自分のサイトやアプリや広告に使える。
こういう画像↓
takaomiudsc_0171-2769_TP_V.jpg

でも、フリー素材の画像には限りがあるので、なかなか自分が欲しい画像を見つけられなかったりもします。
この人物がオレンジジュースを飲んでいる画像が欲しいのにそんな画像は存在しない、みたいな。
そこで、今回はすでにあるフリー素材の人物からAIを使ってその人物の全く違う画像を生成します。

手順

1.ある人物の画像を集める

今回は、ぱくたそというフリー素材のサイトから、このモデルさんの画像を集めました。53枚です。
名前は存じ上げませんが、仮に「ぱくたそちゃん」にします。

スクリーンショット 2023-03-20 16.59.43.png

2.AIにその人物の画像を学習させる

この「ぱくたそちゃん」の画像をAIに食わせます。
最初は似てるんだか似てないんだかわからない状況ですが、だんだん学習していきます。

3.欲しい画像を説明するテキストを入力して、その人物の全く新しい画像を生成する

「ぱくたそちゃん」「カメラ目線」「黒髪」
00032-3454515305.png
「ぱくたそちゃん」「オレンジジュースを飲む」
00049-1383593218.png

トレーニング時間が短くてちょっと似ているという程度ですが、この顔のテイストをベースにいろんな画像が生成できます。
例えばオレンジジュースの広告とか、自分の使いたい用途に合わせて画像を作れます。

プログラミングの手順

0.StableDiffusion-WebUIをインストールして起動

(参考:)

1.画像データを集める

2.StableDiffusion-WebUIで学習設定して学習開始

・画像データに対応する単語を決める

今回は「pakutasochan」 という単語を対応させます。

スクリーンショット 2023-03-20 15.48.10.png

・画像の前処理を行う

保存先に前処理を行った画像が保存される
スクリーンショット 2023-03-20 15.51.39.png

・画像ディレクトリを指定して学習開始

スクリーンショット 2023-03-20 15.51.39.png

3.生成

学習の結果保存されるpakutasochan.ptというpakutasochanというテキストのベクトルをstable-diffusion-webui/embeddingsフォルダにおいてwebUIを再起動し、テキストを入れて生成します。

🐣


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