画像生成AIをアプリに搭載する
今話題の画像生成AI(文章から画像を生成するAI)ですが、サクッとご自身のアプリに取り込んでサービスに活かせるといいですよね。
たとえば、ユーザープロフィールのアイコンやヘッダーの画像を自動生成したりもできます。
でも、AIってどうやって取り入れればいいの?
実は、MacやiPhoneやiPad用のアプリに搭載することができます。
こうすればサーバーを用意する必要もなく、ユーザーのデバイスで画像生成できるので、簡単にサービスに取り込めます。
(参考)Macbookで「スーパーヒーロー猫」を生成してみた↓
サンプルアプリとして試してみたい方は、AppStoreにアップされているので、ダウンロードすることもできます。
画像生成AIをiPhone/Macアプリに取り入れてつかう方法
アプリに画像生成AIを入れるには、CoreMLという形式に変換します。
Appleが画像生成AI Stable DiffusionのCoreMLバージョンを提供してくれています。 これを使います。
HuggingFaceが提供しているサンプルプロジェクトをダウンロードして実行します。
テキストを入力して、Generateボタンを押すと画像が生成できます。
画像生成モデルはいくつかのバージョンから選ぶことができます。
アダルトコンテンツや有害コンテンツをブロックするSafetyCheckのオンオフ機能もあります。
独自のアプリに取り込む方法
サンプルアプリのCoreMLモデルのダウンロード部分とAI実行部分のコードを抜き出して自身のアプリに取り込めば、簡単にAI画像生成機能が追加できます。
AI実行
以下で、入力されたテキストをtextEncoderモデルでベクトルにしています。
let promptEmbedding = try textEncoder.encode(prompt)
let negativePromptEmbedding = try textEncoder.encode(negativePrompt)
UNetでLatentとテキストベクトルからノイズを生成しています。
var noise = try unet.predictNoise(
latents: latentUnetInput,
timeStep: t,
hiddenStates: hiddenStates
)
最後に、画像生成モデルで画像を生成します。
try decodeToImages(latents, disableSafety: disableSafety)
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