企業のスタンスについて雑に書きます
簡単な自己紹介
4年制大学の情報系学部4年
プログラミングは好き
受けた業界・業種はWEB系からメーカー系、大手SIerまでいろいろ
前提
後輩に就活の話を聞かれて答えたら受けが良かったので、公開してみようと思いました。
情報系大学を出てこの業界に飛び込もうと思う人向けです。業界説明とか職種の話はしません。
私の就職活動での体験や周囲の友人からの声を踏まえています。個人視点なのでちょっと変な解釈が入っているかも....
話がぴんと来ないタイプの方は読まなくてよいと思います。
企業のスタンス
一部比較する次元が違うと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが....
私が出会った企業を分類すると大まかに分けて3種類くらい(もっと多いかも)
推薦重視の企業
理系には多い教授推薦等を重視する企業です。
私は院生ではないので詳しくはわかりませんが、リクルーター等が早期から研究室やOB経由で接触してくるようです。
研究職系や大手メーカー系にはこういった企業が多いのかもしれません。
私はあるメーカーの子会社の2次面接ぐらいでこんな感じのことを聞かれました。
「現在は○○さんは一般応募ですが今後弊社が推薦書の提出をお願いしたら提出していただけますでしょうか。」
当時の私はもっと多くの企業を見て回りたいとも考えていたので、その旨を伝えていまのところ推薦書の提出予定はないと答えました。
後日お祈りメールが来ました。それなりに大きな会社で応募者も多そうな企業だったので確実に入社してくれそうな人だけに絞っても人数的には充足しているのかなと私は感じました。
同様の経験をした友人も数人いました。そのまま推薦書を提出した人はそのまま内定をもらっていました。
なぜ推薦を重視するのかは簡単です。内定辞退を避けるためです。
別にこういった企業が一般応募の人を軽視しているわけではないと思います。半端ないポテンシャルを秘めていた人は当たり前のように通っていました。あくまで傾向としてです。
専門的な経験や知識を特に重視していない企業
情報科学専攻の学生に限らず、あまり専門的な経験を求めていない企業です。
どちらかというと教育は入社してからでもよいというスタンスみたいです。
社内の研修や資格取得を支援する制度なんかも充実してそうなイメージを受けました
面接ではアルバイトやサークルのことなんかもよく聞かれました。
個人的な印象ですが、情報科学専攻だというだけで人事の受けが良いみたいです。
私はあるまじきことに面接を遅刻してしまったのにも関わらず、なぜか選考を進むことができました。
研修のコストが低いという意味で、情報科学専攻はおいしい人材と捉えられてたのかもしれません。
少し不信感を抱いてしまったのでこの企業の選考は辞退しました。
こういった企業には私の周りの友人も多くが内定をもらっていました。
彼らは口をそろえてこう言っています。
「理系の情報科学専攻でエンジニア志望なら就活はわりと楽だ」
積極的なアウトプットや技術的な素養を求めている企業
こいうった企業はイベントやコンテスト、ハッカソン、勉強会などでも接触できます。
Web系やベンチャー系、またセキュリティ系の企業に多いタイプです。最先端技術を扱っているところもこういった雰囲気があるかもしれません。
面接はスーツじゃなくてもよい場合もあります。
Skype面接もあるので地方の学生でも大丈夫です。
面接でも大学の講義や実験以外でのアウトプットについてアピールしないと印象はよくないみたいです。
こういうことがやりたいというのは簡単ですが、実際に何かやっている人間のほうがポテンシャルを秘めていると評価されます。
個人的な印象ですが、面接でうまく答えられなくてもアウトプットが評価されれば選考が進む場合もあります。
社内外での勉強会等も盛んな印象を受けましたが、研修や教育が充実しているとかそういう意味ではないので受け身の人間にはあまり向いていないと思います。
社風も独特の会社も多い のでしっかりリサーチしてから選ばないと肌に合わなかったりミスマッチが起こった時のダメージがでかい気がします。
ちょっと残念だったこと
-
自分が作ったりしたプログラムについての質問で「そのプログラムの行数ってどのくらい?」と聞かれたこと
→ おじさんだったので仕方ない気もするが、プログラムを行数で判断しても良いことは何もない気がする -
面接を遅刻したのに、選考が進んだこと
→ 自分を評価してくれたのかもしれないけれど、面接を遅刻する人間を次の選考に進めてもお互いい気分はしない。 -
やたらと他社の選考状況を聞いてきたこと
→ ちらっと聞いてくるのは別にいいけど、「現在何次選考ですか」とか「どういう会社ですか」とか根掘り葉掘り聞いてこられると困る