HaskellにはIntegrated Haskell Platformというフルスタックのwebフレームワークがあります。
しかし、linuxやコマンドに慣れていないユーザの導入ハードルが高く感じたので記事を書きます。
以下、bashのコマンドでうまく実行できない場合は頭にsudoをつけてみてください。
参照元
WSLを導入する
まずはwindows上でlinuxを動かすためのWSLをインストールします。
powershellを管理者権限で開き、以下を実行します。
wsl --install
windowsを再起動するとターミナルが自動的に起動するので、usernameとpasswordを設定します。
一旦ターミナルを閉じて、powershellでWSLの導入成功を確認し、WSLを起動します。
wsl -l -v
wsl
以下を順に実行しubuntuのアップデート等を行います。
sudo apt update
sudo apt upgrade
sudo apt install git curl make xdg-utils -y
vimで.bashrcを開き、
vim /home/[username]/.bashrc
カーソルキーで最下部に移動し、aでインサートモードに入ります。
そして以下を追記したら、ESCでインサートモードを抜けて :w で保存し、 :q でvimを抜けてください。
PATH=$(/usr/bin/printenv PATH | /usr/bin/perl -ne 'print join(":", grep { !/\/mnt\/[a-z]/ } split(/:/));')
. ~/.nix-profile/etc/profile.d/nix.sh
ファイルが読み込み専用でしか開けない場合は、以下のコマンドで権限を編集してください。
sudo chmod 755 /home/[username]/.bashrc
これでWSLの導入は終了です。
nixを導入する
とても便利なパッケージマネジャです。
nix用のフォルダを作成。
sudo mkdir -p /etc/nix
nix.confを作成。
sudo touch /etc/nix/nix.conf
vimでnix.confを開き、
vim /etc/nix/nix.conf
先程のようにvimを使い、nix.confを編集。
sandbox = false
use-sqlite-wal = false
experimental-features = nix-command flakes
nixをインストール
curl -L https://nixos.org/nix/install | sh
インストールが完了したら、一度ターミナルを閉じ、再度WSLに入り直してください。
これでnixの導入は完了です。
IHPの導入
IHPの導入はこれだけで完了です。
nix-env --install ihp-new
VSCodeの設定
VSCodeを使用している場合は、以下の拡張機能を導入してください。
direnvを導入したあとに、先程編集した.bashrcに追記してください。
eval "$(direnv hook bash)"
これにてIHPの導入は終了です。