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Airtableでenebularの使いどころ: デバイス監視編

今回はenebularのデバイス実行環境エージェント実行環境を使ってデバイス監視を行いつつ、ログをAirtableに保存してリテラシーの低い人でも見やすいようにした事例です。

センサーデバイスへのpingした結果をAirtableで確認する

最もオーソドックスな死活監視ですかね。ある施設に置かれている70個弱のセンサーデバイスに定期的にpingを送っています。今回はVPN環境に置かれたセンサーデバイスの死活監視だったので、VPN内にubuntuマシンを置いて、そのサーバにenebularのエージェント環境を構築して稼働させました。

監視対象のデバイスはAirtableのテーブルでリスト化されていて、そのテーブルからping先のIPアドレスを取得してpingした後、そのデバイスの状態を更新するだけです。

スクリーンショット 2022-12-12 23.04.21.png

Airtableでは以下のように常に最新の状態を閲覧できるようになっています。

スクリーンショット 2022-12-12 22.53.52.png

センサーデバイスからデータが送信されているか確認する

次はセンサーデバイスからちゃんとデータが送信されているか監視するフローです。センサーデバイスのデータ送信先であるMQTTブローカーのトピックを定期的にサブスクライブして、最新のデータ取得日時が過去過ぎる場合にデータが送られてきていないと判断して諸々確認作業に移る運用となっています。

スクリーンショット 2022-12-12 23.17.15.png

Airtableでは以下のように常に最新のデータ取得日時を閲覧できるようになっています。

スクリーンショット 2022-12-12 23.19.11.png

おまけ: Webサイトが意図した通り表示されているか確認する

最後にWebサイトが意図した通り表示されているか、1時間毎にアクセスして取得したHTMLを解析するフローです。

スクリーンショット 2022-12-12 23.17.32.png

Airtableでは以下のようにログを閲覧できるようになっています。

スクリーンショット 2022-12-12 23.22.59.png

まとめ

こういうメインの開発でないところってコーディングのモチベーションを高めるのに苦労しませんか?(私だけ?)メインの開発で作ったシステムを監視しないといけない、メインの開発で作ったシステムの自動E2EテストやCI/CDを構築・メンテナンスしないといけない、こういった気が進まないプログラミングこそノーコード・ローコードでサクッと作って気楽にメンテしましょ!

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