TouchDesignerで論理演算をする方法を紹介していきたいと思います。
#Logic CHOP
名前の通り論理演算(AndやOrなど)ができるCHOPです。
二つの値がどちらも1の時には1、それ以外の時は0にする、といったことができます。
二つのボタンがどちらも押されている状態の時にLogicCHOPの値が1になるようにしていきます。
それにはLogicCHOPのパラメータのCombine CHOPsをAndに変えるだけです。
これで二つの入力が1の時に1となるようにできました!
###パラメータ
- Convert Input
値 | 説明 |
---|---|
Off When Zero | 入力が0の時False、それ以外はTrue |
Off When Zero Or Less | 入力が0以下の時False、それ以外はTrue |
Off When Outside Bounds | Boundsの範囲内なら1、範囲外ならFalse |
On When Value Changed | 入力値が変化している時True |
On When Channel Name Changed | チャンネル名が変わった時にTrue |
- Combine Channel/CHOPs
複数のチャンネルやCHOPの入力を用いて論理演算をします
値 | 説明 |
---|---|
Off | 何もしない(デフォルト) |
And | 値が全てTrueの時にTrue (論理積 (A AND B)) |
Or | 値の一つでもTrueの時にTrue (論理和 (A OR B)) |
Exclusive Or | 2つの入力のどちらか片方がTrueでもう片方がFalseの時True、両方ともTrueあるいは両方ともFalseの時にFalse (排他的論理和 (A XOR B)) |
Not And | 値が全てTrueの時にFalse (否定論理積 ¬(A AND B)) |
Not Or | 値の一つでもTrueの時にFalse (否定論理和 ¬(A OR B)) |
Equivalence | 値が等しい時にTrue (同値(A == B)) |
Lowest Index On | True となっている入力の中で最も小さいIndexを返す、全てFalseの場合-1 |
Highest Index On | True となっている入力の中で最も大きいIndexを返す、全てFalseの場合-1 |
TouchDesigner での条件分岐(Expression CHOP)の記事と組み合わせることでより複雑な処理を行うことができるでしょう!!