意外とまとまっているチートページがなかったので、忘備録の為作成。
JPEG画像をHyperSpy経由でscikit-imageへ
例として、8bitグレースケールのjpgを表示する。
復習として、モジュールインポート
import hyperspy.api as hs
import numpy as np
from skimage.io import imshow, show
import matplotlib.pyplot as plt
そして、
s = hs.load("hogehoge.jpg")
imshow(s.data,cmap="gray")
show()
でよい。
ここで、imshow()
のcmap="gray"
は、カラースケールをグレースケールに、という意味。
上のように表示される。
.dm3画像をHyperSpy経由でscikit-imageへ
電顕の方の愛用ソフトGatan Digital Micrograph
の.dm3
や.dm4
も上記の例ようにすればよい。
つまり、
import hyperspy.api as hs
import numpy as np
from skimage.io import imshow, show
import matplotlib.pyplot as plt
s = hs.load("hogehoge.dm3")
imshow(s.data,cmap="gray")
show()
表示結果は
であり、先の例と同様になる。
(長さのスケールバーがなかったり、輝度のスケールバーが出ていることに注意)
なお、
s.data.dtype
で、dtype('float32')
となっていることが確認できる。
さらに、.dm3
に入っている画像取得中の情報は、
s.metadata
で、とりだせる。
といった感じに。
つまり、加速電圧が欲しければ、
s.metadata.Acquisition_instrument.TEM.beam_energy
のようにツリーをたどっていけば、200.0
がとりだせる。
HyperSpy
にいろいろ便利なツールがあるようだが、使い慣れたモジュールでサクッと試したいときもあり、橋渡しができることにも意味がある。