AWS SkillBuilderを眺めていたらカードゲームが追加されていたので遊んでみた感想です。
ルールを把握するまでは戸惑いましたが慣れるとなかなか面白く、不思議な中毒性のあるゲームでした。
AWS Card Clashとは
公式の説明より抜粋
AWS Card Clash is a 3D virtual card game that helps learners gain knowledge of AWS Cloud architectures, and provides a new and engaging way to learn about AWS services and solution design. It uses strategic turn-based gameplay help individuals at all skill levels gain a working knowledge of AWS services, and how they interface within a solution.
訳: AWS Card Clashは、AWSクラウドアーキテクチャの知識を習得するための3Dバーチャルカードゲームです。戦略的なターンベースのゲームプレイを使用し、あらゆるスキルレベルの人がAWSサービスの実用的な知識を習得し、ソリューション内でどのようにインターフェイスするかを学ぶことができます。
カードゲームで遊びながらAWSの知識を身に着けようぜっ!ということのようです。
SkillBuilderへの登録は必要ですが無料で遊ぶことができます。
https://explore.skillbuilder.aws/learn/course/external/view/elearning/17564/aws-card-clash-an-architecture-design-game
ルール説明
開始局面
左側のゴリラのような生物が対戦相手で交互のターン制です。画面手前には手持ちのカードが表示されています。
AWSの構成図に配置されている数字の枠に手持ちカードから適切なサービスをセットして構成図を完成させるのがゴールです。
基本ルール
構成図を見るとマルチAZ構成でWeb階層とDB階層からなるシステムのようです。
Web階層のサービスとして手持ちカードからEC2をセットします。
適切なサービスをセットできると枠に書いてあった数字をポイントとして獲得することができます。
右の赤枠部分が現在獲得しているポイントで、黄色はゴリラ青は自分です。
ENERGY
サービスをセットするには枠の数字よりもENERGYという体力のようなものが多くないといけません。
ENERGYは画面左に表示されており、1ターンごとに1増えます。
また、手持ちカードに+2のような表示があるカードをフィールドにドロップすることで数字分のENERGYを獲得することができます。
ただしドロップできるのは1ターンに1回だけです。
プロテクト
手持ちカードには-1と書かれたカードも存在します。
これは使用することで構成図に自分が配置したサービスを保護することができます。
保護していないサービスは相手が同じカードを持っている場合奪うことができるほか、数ターンに1度発生するゴリラの破壊攻撃から守ることもできます。
プロテクトカードにはSecurity GroupやIAM、WAFなど複数の種類があります。セキュリティに関係するサービスがプロテクトカードとなっています。
ゲーム終了
このように全ての枠が適切なサービスで埋められるとゲーム終了です。
細かいルールは他にもありますが大まかな説明は以上になります。
感想
2023/12時点で公開されているのはCLOUD PRACTITIONERコースのみで、SOLUTIONS ARCHITECTとSERVERLESS DEVELOPERはCOMING SOONとなっています。
CLOUD PRACTITIONERは全15ステージがありますが段々難易度が上がってきて面白いです。
またプロテクトカードを使用する際に、例えばCodeBuildをWAFで守ろうとすると失敗する(1ENERGY消費する)など細かい部分でAWSの知識が必要なところもよくできているなぁと思いました。
現在はCPU相手のモードだけで対人戦は無いのですが、資格勉強などの息抜きに遊んでみてはいかがでしょうか。