インターネット連携も可能になった Raspberry Pi Pico W ガイドブックで記載しているWi-Fi設定ライブラリをアップデートしました。
従来の機能
例えば、ライブラリに含まれているサンプルで、basic
を動作させ、Wi-FiのSSIDが設定されていないもしくは、起動してからBOOTSELボタンを長押しするとRaspberry Pi Pico Wがアクセスポイントとして、実行されてPCやスマホをそのアクセスポイントにつなぐと以下のようなWi-Fiのアクセスポイント設定画面が起動します。
直接、Wi-FiのSSIDとパスワードを記入し、設定する必要がありました。
アップデート内容
アップデート後は、Raspberry Pi Pico WでスキャンしたSSID一覧をプルダウンリストから選ぶ形にしたので、SSIDを直接記入する必要がなくなりました。
ただ、SSIDがステルスの場合は設定できなくなったため、その点は今後、アップデートします。
ライブラリを作った理由
家で使う場合は、直接SSIDをコードに書いてもよいのですが、展示やデモで持ち歩く時にスマホや会場のWi-Fiにつなぐとき、いちいちスケッチを書き換えるのが面倒でライブラリを作りました。
あと、Wi-Fiの接続部分は、毎回スケッチを用意しなくていいので、スケッチ的にはシンプルになります。