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Riotタグの外側にコードを書く

Last updated at Posted at 2017-12-13

Riotのタグファイルを作る際に、実はタグの外側にもコードを書けます。

タグファイルとJavaScript

ふつう、Riotのタグファイルといえば、以下のようなものをイメージするでしょう。

典型的タグファイル
<tag-name>
  <div>
    <!-- 略 -->
  </div>

  <style>
    /* 略 */
  </style>

  <script>
    // 略
  </script>
</tag-name>

実は、Riotのコンパイラは、タグの外側にJavaScriptを書くことも認めています(テストケースと、その期待される結果)。

JavaScriptを外側に書いた例
alert('foo')

<test-tag>
</test-tag>
コンパイル後の結果
alert('foo')

riot.tag2('test-tag', '', '', '', function(opts) {
});

何に使う?

ブラウザ内コンパイルで使うようなRiotタグだと使いづらいかもしれませんが、Webpackなどに組み込んだ系では、けっこう使いみちがあります(この場合、外側に書いたコードもWebpackの1モジュールとして、無名関数でスコープが切られます)。

  • タグ内から別のタグを呼び出している場合に、そのタグをrequireすることで、依存関係を明確にする
  • タグ内で使う別な関数を、事前にrequireしておく
  • キャッシュなど、全てのタグインスタンスで共有できるデータ

なお、タグ内に書いたJavaScriptコードは、タグのマウントのたびに実行されるのに対して、外側に書いたコードはコード自体の読み込み時(作り方によって違ってきますが、DOMContentLoadedより前ということも考えられます)に動くので、そのあたりには注意が必要です。

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