17
17

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

逆ジオコーディングをfinds.jpに乗り換えてみた

Posted at

逆ジオコーディングに使っていたライブラリを、Google Mapsからfinds.jpのものに乗り換えました。

きっかけ

それは、ゴールデンウィーク中にGoogleから届いた1通のメールがきっかけでした。

いわく、Google Maps APIが「Google Maps Platform」になるので、課金方法などが変わる、ということでした。そして、メールを確認してみると、今までの使い方では新方式で有料となってしまう、ということが判明しました。

  • 従来…APIごとに無料分を判定
  • 新方式…それぞれのAPIを通じて無料分を共有

調べてみると、各APIで大幅に無料分が削減されているのですが、いま問題になっているプロジェクトでは、逆ジオコーディングの使用量が多く、これだけで(新プランの無料枠である)200ドルを突破してしまうことが判明しました。

finds.jpへの乗り換え

そして、調べてみると、農研機構が研究成果として逆ジオコーディングサービスを提供していることが判明しました。

見本ではエントリポイントがhttp://となっていますが、ちゃんとHTTPSにも対応したとのことで、そこをhttps://に書き換えればMixed Contentの問題も発生しませんでした。そして、JSONPに対応しているので、クロスドメインも気にせずアクセスできます(なお、callback=ではなくjsonp=なので、そこは要注意です)。また、Google Mapからの乗り換えで引っかかりそうな箇所として、経度はlngではなくlonという名前の引数で渡します。

なお、利用制限は「10万回/日」ということなので、よほど組織的に使うのでなければ問題はないと思います。

こっちのほうが便利かも

Googleのサービスとは違って、もちろん日本限定ではあるのですが、逆に日本に限定したから便利な面もあります。

  • 返り値は日本の地名の構造に合わせて、「都道府県」「市区町村」「町名」「番地」の4段階となっています(「番地」の利用の際には注意が必要です)。
  • 都道府県や市区町村については、自治体コードもセットで取れます。
17
17
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
17
17

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?